2011年5月 7日

書評と言えば

前もってわかっている情報で言いますと、明日の読売新聞と朝日新聞に、あたしの勤務先の書籍が紹介されます。月曜日は注文のファクスや電話がジャンジャンかかってくるといいのですが・・・・・・

ところで、こういった書評によって売れるというのは今に始まったことではないですが、ひと頃、TBS系の「王様のブランチ」で紹介されました、というのがかなり効いた、効果があったような覚えがあるのですが、最近はどうなのでしょう?

確かに、今でも書店店頭のポップや新聞広告には、<王様のブランチで紹介!>といった文句が並んでいるのを見かけますが、かつてほどの勢いと言いますか、影響力がなくなっている気がするのは、あたしの気のせいでしょうか?(単に、あたしの勤務先の本が紹介されていないだけかしら?)

あるいは、こういってはなんですが、「王様のブランチ」の人気が落ちているのでしょうか? いや、でも昔だって、それほど大人気の番組という感じではなかったはずです。なんとなく土曜日の昼間、だらだらとミルでもなくテレビをつけていると目や耳に入ってくる、といった視聴が多かったのではないでしょうか?

それとも、本コーナー担当だった筑摩書房の松田さんが辞めてから、パッとしなくなったのでしょうか? でも、実のところ、松田さんと言うよりも、世間では「優香が褒めると売れる」というジンクスというか、都市伝説もまことしやかに流れてましたけど。いや、都市伝説ではなく、実際に店頭での売れ方もそうだったのでしょう。

ただ、いずれにせよ、あの番組の視聴者層、そして優香が褒めるということから、どんな本なら反応が出やすいかというのは、一定のパターンがありそうです。うまくそれに乗った本が紹介されれば売れる、そうでなければそれほどは売れない、というだけのことかもしれません。

その傾向は、BSの週刊ブックレビューにも当てはまりますね。いや、もっと言えば旭屋日経や読売なども、紹介される本のジャンル、誰が紹介するかによって反応がずいぶんと違いますから、別段「ブランチ」だけの現象でもないんですよね。

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