2011年4月29日

ロイヤル・ウェディング

日本時間の今宵は、イギリス王室の結婚式だそうです。あたしは、かろうじてウィリアム王子の両親、チャールズ皇太子(←王太子と言うべきか?)とダイアナ妃の結婚を覚えている世代ですが、取り立ててテレビにかじりついて見ていたという記憶はありません(汗)。

他人の結婚などに興味も何もありませんし、そもそも他人の幸せはわが身の不幸ですから、呪うことはあっても祝福するなんて考えられません。まあ、祝福しようが呪おうが、あの二人には痛くも痒くもなければ、どうでもいいことでしょう(笑)。

それにしても、28歳ですか。学生時代から交際がスタートしていたのなら、もう少し早い結婚でもよかったのではないかという気もします。なにせ、あのウィリアム王子、とても30歳前には見えません。20代とはちょっと信じられない老け方です(爆)。

実のところ、間近で見たら肌のつやや血色など、紛れもなく20代なのでしょうけど、テレビを通してみる限り、失礼ですけど、かなりオッサンという感じがします。血は争えないのか、あの薄い頭髪のせいでしょうね。禿げていてもプリンスはプリンス、モテるのですよね? 当たり前か。だから結婚できるわけだし。でもつきあい始めた頃は、さすがに禿げてはいなかったことでしょう。

しかし、禿げたところが父親そっくりなら、このウィリアム王子もやはり浮気をするのでしょうか? そしていずれケイトさんとは離婚をしてしまうのでしょうか? なんか、そんなところまで「伝統」になっているのではないかという気がしてなりません。

テレビでは朝からこの話題をことさらはしゃぐように報道している感がありますが、世界的にそれほど盛り上がっているのでしょうか? 別に震災の後だから自粛しろと言うつもりはありません。むしろ、こんな時だからこそおめでたい話題に飛びつきたくなる気持ちも理解できます。ただ、なんかテレビを見ていると空騒ぎをしているだけのような気がします。

それと招待客リストの中には、二人の元カレ、元カノの名前もあるとか。大胆というか豪胆というか、一般人でもそれは避けそうな気がしますが、今どきは日本でも気にせずに披露宴に呼ぶものなのでしょうか? 意外と別れた後もいい友達ってことなのでしょうか?(←このあたり、恋人イナイ歴=年齢のあたしには理解不能です。) あと「招待客1900人の半数は新郎・新婦の友人です」とテレビのアナウンサーが盛んに言っていましたが、裏を返せば、半数は当人には縁もゆかりもない人ってことなのではないでしょうか?

ニュースと言えば、今日からゴールデンウィークです。東北新幹線も復旧して、東北地方にはボランティアで出かけて行く人が多いのだとか。

ただ、受け入れ態勢が整わないためにボランティアを断わっている自治体も多いらしく、「とりあえず行くだけ行ってみよう」的なボランティア志願者との間でミスマッチが起きているそうです。

こういうニュースを聞くと、「行けばきっと役に立てる。とりあえず行って見よう」というボランティアの人の無神経さというか、善意に名を借りた自己満足な思い上がりが気になります。そりゃ確かに「被災して困っている人の何か役に立ちたい」という気持ちは立派です。でも、訪問予定先の自治体がどういう受け入れ態勢になっているかとか、何が必要なのかを調べもせずに出かけて行くなんて、自分勝手、自己満足と言われても仕方ないのではないでしょうか?

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