2011年4月17日

マジすか?

タイトルは、別にAKB48のドラマではありません。ちなみに、パーツ2の放映開始に合わせて、パート1がスカパー!のファミリー劇場で放映されていましたね(笑)。



ではなくて、こんな記事を見つけたらからの驚きです。

彼氏いない歴=年齢の方の会社採用について

これが男女逆の立場だったら問題になるのか、セクハラと言われるのか、なんとも言えませんが・・・・・・。(←いや、男女逆の立場であってもセクハラはセクハラ、問題になるのに性別は関係ないはずですよね?)

で、この質問ですが、質問者はある企業で中途採用を担当している女性のようです。採用担当になり、こういった言説(都市伝説?)が耳に入り、ネットの質問箱に投稿したのでしょう。

曰く、そういう人は「そもそも社交性・協調性・コミュニケーション能力に欠ける」ということが、こういった説がまことしやかに流れている遠因なのでしょう。しかし、恋人の有無が、即社交性に直結するのか、恋人がいたって社交性のかけらのない人だって掃いて捨てるほどいるだろうに、とも思います。

とりあえず、わが身に引き寄せて考えてみますと、この説、当たらずと雖も遠からずです。質問者も書いているように、「中途となると30代、時には40代の方の採用も考慮しなければなりません」ってことですから、つまりはいろいろな面で人生経験豊富な方を求む、というわけですよね。その判断の指標の一つとして過去に恋人はいたかどうか、ということが使われるのでしょう。恋人もいないような人間はどこかしら性格に欠陥があるのだと言われたら返す言葉もありません(汗)。

でも、回答者の誰かが書いていますけど、それなら「既婚者に限る」とはあからさまに条件に加えることはできなくとも、履歴書とか家族構成を聞くことでわかりますよね。この方がよっぽどセクハラとは言われにくい(問題になりにくい)ですし、いわゆる当たり障りのない聞き方だと思います。第一、社交性とか人間性を確認したいのであれば、過去に恋人がいたかどうかよりも、家庭を築いているかどうかの方がよほど確かな気もします。

で、再びあたし自身のことですが、社交性に問題があるのかどうか、と言われれば、確かに恋人ができないわけですから、とこかしら対人関係に問題を抱えているのだと思います。少なくともあたし自身について言えば、そういう自覚はあります。あたしの場合、恋人だけではなく友達すらいませんから、対人関係における問題は大ありなんですけど。

「あなたは恋人はおろか、友達もいないのですか? そんなんで社会人できますか?」と、もし面接で聞かれたら、「できるだけ人とは深く付き合わずにこなしていきたいと思います」なんて答えようものなら、まず採用されないのでしょう。「これまでは、なんとか表面的なつきあいでこなしてきました」と言えばなんとかなるでしょうか?

いや、たぶんこんな答えでも実際にはダメなのでしょうね。でも、採用面接官の人も冷静になってよく考えてみれば、本当に社会人になってから友達なんてできたのでしょうか? 所詮、社会人になってから知り合った人は仕事を通じての知り合いであって、会社という肩書きがなくなったら、その瞬間から縁もゆかりもない人、全くの他人、知らない人、自分には関係のない人になってしまうものではないでしょうか。

となると、友達というのは学生時代からの友達のことでしょうか? 確かにいろいろな場面で「地元の友達」とか「高校時代の友達」というセリフを耳にします。そういう友達の結婚式に行ったとか、この前久しぶりに集まって飲んだとか、そういった話を聞くこともあります。

ああ、一方で仕事をしていながら、その一方で仕事とは全く関係のない昔からの友達づきあいも続いているのね、と思うわけですが、あたしにはそういう繋がりはありません。卒業すれば縁を切るような生き方を小学校の頃からずっと続けてきました。小学校に入るときに引っ越しをしたので、幼稚園の時のクラスメートとも切れましたから、あたしのが癖時代というのはすべて卒業と同時リセットされてきたわけです。小中高と、かろうじて数人は同じ学校出身の人がいましたけど、ほとんど親しいつきあいはしていません。

上に書いたような、学生時代の友人とのつきあいというのは、そういうものが一切ないあたしには、もしあったとしたらとても面倒臭いものとしか思えないです。それを「いいものだ」的に触れ回るマスコミの論調などは、偽善っぽくて大嫌いです。

あ、なんか話がかなりずれてしまったような・・・・・・

まあ、いいか。


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