2011年4月17日

ようやく、今宵

この春からの新ドラマで恐らく最も期待度の高いTBS系の「JIN」が今晩からスタートです。前回のドラマも欠かさず見ていましたが、いろいろな点で疑問が残ったまま、「こりゃ完全にパート2があるな、それとも映画化か?」という終わり方だったので、ようやくの続編です。

芸能ニュースでは思いのほかの大ヒットになってしまい、もともと続編など考えていなかったのでキャストのスケジュールも押さえていなかったので、続編開始まで時間がたってしまったそうな。

で、今回は「完結編」と銘打っていますが、あたしの予想ではいくつかの疑問はそのまま残り、最終的な解決は映画に委ねられるのではないかと、そんな風に思っています。

ところで、このドラマの原作がコミックだということは知っていましたが、特に読んでいるわけではないので、コミックが既に完結しているのかどうか、あたしは知りません。そしてドラマがコミックどおりの展開になっているのかもわかりません。

それにしても不思議なのはドラマのスタートについてです。

このドラマがTBSの期待の星であることはわかります。番宣もしつこいくらいに流れていますから。で、それだけの力作ならば、どうしてスタートをここまで引っ張るのでしょうか? 先週から、あるいは先々週からスタートでもよいと思うのですが、どうしてやらなかったのでしょう?

もちろん番組改編期にはおきまりの特番、スペシャル番組がありますけど、これだけ期待度の高い、なおかつその期待に十分応えられるだけのコンテンツを差し置いて放送しなければならないようなスペシャル番組ってあるでしょうか? 恐らく他局からしても、くだらないスペシャル番組を放送されるよりも、このドラマの放映が早々にスタートすることの方が脅威だったのではないでしょうか?

これは別に「JIN」に限らず他のドラマにも言えることですが。

それとも、かつてキムタクのドラマで、視聴率が悪いことを目立たせなくするためにスタートをほぼ一ヶ月遅らせたのと同じようなことを意図しているのでしょうか? それこそ、あまりにも卑怯というか、視聴者のことを考えていない、テレビ局の勝手なご都合主義だと思うのですけど。

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