2011年3月16日

こんな月夜には・・・

今し方、あたしの住んでいる地区の輪番停電が終わりました。6時20分からと聞いていましたが、20分になっても何も起こらず、「さては直前で中止になったか」と思っていた矢先、突然電気が消えました。パソコンを立ち上げて、メールを打っていたのですが、すべてが終わりました。6時45分だったでしょうか?

ああ、これから3時間、真っ暗闇かと思いつつ、街がどんな風になっているのか、ちょっと興味が沸いたので玄関から表に出てみました。やはり真っ暗ですが、足下には影が見えます。「えっ、なんで?」と思って見上げた夜空には月が煌々と輝いていました。

月ってこんなにも明るいんだ、というのが偽らざる感想です。ちょっと感動しました。停電になって、はじめて月の明るさに気づかされたようです。それにいろいろな文学作品でも表現されるように、月って、ぼーっと青く輝いています。「青く」と書いてしまうとちょっと違うのですが、でも、あえて色で表現すれば青かな、と思います。「青白い」と言ってもいいのですが、そういう病的な感じでもないですし。もちろん、「白く」輝いているのとも違います。ああ、なんて文学的センスがないのでしょう、あたしには(涙)。

しかし、これからしばらく、もちろん夜の停電ばかりではありませんが、こんなことが続くのでしょうか?



ところで、くどいようですが、月って青いものでしょうか? 文学作品では「赤い月」というのも目にするような気もします。それに英語では「silver moon」なんていう表現も聞きますし。ただ、確かに一筋縄では表現できない、一種独特の色合い、魔物が住むかのような雰囲気を持っていますね。

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