2011年3月 5日

メガネっ子は好きですか?

メガネ男子とかメガネ女子という言葉が人口に膾炙するようになってどれくらいでしょう? 世間では、「メガネをかけるとモテ度50パーセントUP」だとか、いろいろ言われていて、視力が悪くなくてもメガネをかける(だてメガネ)人も相当数いるようですね。

で、こんなお題。

おとなしそうな「メガネ女子」にキュンとする瞬間9パターン

そもそも、基本的に「メガネ女子はおとなしい」という前提なのでしょうか? よくわからないです。活発なメガネっ子だってたくさんいそうですけど(笑)。

【1】ずり落ちてくるメガネを直すしぐさを見たとき
【2】メガネの奥からまっすぐな視線を感じたとき
【3】メガネを外して見えにくい状態で、必死に見つめてきたとき
【4】メガネをずらしながら上目遣いをしたとき
【5】真剣に文庫本を読んでいるとき
【6】忘れ物などちょっとしたドジをして慌てているとき
【7】いつもと違うメガネをかけてきたとき
【8】メガネと素顔のギャップを感じたとき
【9】メガネを外し、大切そうに拭いているとき

うーん、よくわかりません。なんとも感想の述べようがない感じです。やはり世代ですかね? あたしの世代ですと、メガネをかけた方がカワイイ、カッコイイという価値観がないんです。どちらかというと、メガネをしているのはブス、ガリ勉といった否定的なイメージで見られていました。

あたしの高校時代を思い出してみても、クラスの女の子たちは、視力からすれば当然メガネをかけるべきなのに、かなりの割合でコンタクトにしていました。だから時々メガネをかけてくることがあっても、通学時や休み時間にはしていません。授業の時だけかけるようにしていました。それだけ、メガネをかけるとブサイクに見える、モテないという意識が強かった時代だったのだと思います。

高校時代にあたしが大好きだった乾さんもメガネでした。でも他の女の子と同じように、通学の時や休み時間は外していることもありました。メガネをしていないときがとっても可愛くて、だからあたしも好きになったんです。メガネをかけちゃうと、鈍くさそうな、暗い感じで、そこがまたよかったんですけど、一般的にはやはりメガネ=ブスという式が成り立つような時代でした。

「コンタクトにしないの?」と聞いたこともあります。「目に合わなくて」という答えでした。たぶん当時はまだソフトコンタクトなんてなく、人によってコンタクトが合う、合わないってのがあったのでしょう。あたし的にはメガネをしていない乾さんが可愛くて好きだったんですけど、コンタクトにして他の人に彼女のかわいさが知られてしまうのがイヤで、心の中でジレンマを抱えていたという記憶があります。

そう、あの頃はメガネ男子、メガネ女子というよりも、「メガネを外すとカッコイイ、カワイイ」という見方の方が主流でした。メガネを取るとあんなに美人だったんだ、二枚目だったんだ、という人が学年に何人かはいたものです。

いつからメガネの価値観が反転してしまったのでしょう?

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