2011年2月27日

マズイなあ(^^;)

朝日新聞の読書欄に『新グローヴ オペラ事典(普及版)』が取り上げられています。ありがたいことですが、刊行が昨年の12月でしたから、ギリギリのタイミングで紹介された感じですね。(一説には、読書欄・書評欄に載るのは、刊行後3か月以内の書籍だけだとか......)

読んで字の如く、かつて刊行した『新グローヴ オペラ事典』の普及版ですが、別に内容を削ったわけではありません。判型を小さくしただけ、つまりは縮刷版です。縮刷版になったからといって、この厚みですから、決して携帯に便利になったとか、カバンにしのばせて、というほどのポケッタブルなものではありません。

でも、ヨーロッパへオペラ鑑賞に行くときに持って行こうと旅行カバン、スーツケースに入れるぶんには問題ないと思います。だったら、いっそのこと、AndoroidケータイやiPhone向けのアプリとして出してくれよ、とお思いになる方も多いのかしら? いまのご時世ならそうですよね。そんな予定、現時点ではありませんけど。

しかし、今回の朝日の読書欄、もっと気になったのは文庫・新書欄で紹介されていた文庫クセジュの『SF文学』です。これ、いま、品切れ、返品待ちなんですよね。ちょっと刊行時の配本部数の設定を間違えてしまいまして......(汗)

文芸書の中でもSF文学というのは固定客がいて、根強いファンに支えられたジャンルです。文庫クセジュとはいえ、今回は文芸担当の方、評論担当の方からも注文が来ていまして、既に店頭ではそれなりに売れ始めているのですが、追加の出荷ができない状態です。

ああ、もったいない。

それもこれも、すべてあたしのミスです。申し訳ありません。重版した方がよいのかしら? 悩みは尽きません。

ちなみに、あたしの勤務先のウェブサイトの検索窓に「SF文学」と、「SF」を全角文字で入力すると該当なしになりますが、「SF」のように半角文字で入力すると、同書がヒットします。融通の利かないコンピューターの検索ですねえ(汗)。

ところで、今日は毎日新聞に

 

こちら(↑)も紹介されているはずなのですが、出てますか?(←未確認です)

こちらは今週、重版出来です!


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