2011年2月28日

雨、雨、雨、のち晴れ

今日から、京阪神三都物語。

ではなくて、出張です。

愉しい、愉しい旅行ではなくて、お仕事です、お仕事。

で、よりによって雨です。それも土砂降り。東京は雨でも関西は晴れているんじゃないかと乗り込んだ新幹線。途中、静岡あたりでは雨が上がっていたようだったので、「やったー」と心の中でガッツポーズしてました。

が、またすぐに雨。やはり土砂降り。京都で降りたときにも雨でした。それも東京と同じ、土砂降り。

えい、ままよ、と仕事のスタートです。

それでも関西も3年くらい回ってますので、行く先々の担当の方とも顔見知りになってきて、年に数度の邂逅も楽しいものです。雨もなんのその、です。

そんな頑張ったあたしへのご褒美なのか、午後3時くらいには雨も上がりました。夕方には日が差してきました。きれいな夕焼け、とまではいきませんでしたが、明日はいい天気になるかな、と期待させる空模様でした。

2011年2月27日

出差

タイトルは、中国語で「出張」という意味です。

明日から、京阪神へ5日間の出張です。金曜の晩に帰京予定です。

天気予報では月、火と雨のようですね。出張の最初が雨というのはテンションが下がります(涙)。

マズイなあ(^^;)

朝日新聞の読書欄に『新グローヴ オペラ事典(普及版)』が取り上げられています。ありがたいことですが、刊行が昨年の12月でしたから、ギリギリのタイミングで紹介された感じですね。(一説には、読書欄・書評欄に載るのは、刊行後3か月以内の書籍だけだとか......)

読んで字の如く、かつて刊行した『新グローヴ オペラ事典』の普及版ですが、別に内容を削ったわけではありません。判型を小さくしただけ、つまりは縮刷版です。縮刷版になったからといって、この厚みですから、決して携帯に便利になったとか、カバンにしのばせて、というほどのポケッタブルなものではありません。

でも、ヨーロッパへオペラ鑑賞に行くときに持って行こうと旅行カバン、スーツケースに入れるぶんには問題ないと思います。だったら、いっそのこと、AndoroidケータイやiPhone向けのアプリとして出してくれよ、とお思いになる方も多いのかしら? いまのご時世ならそうですよね。そんな予定、現時点ではありませんけど。

しかし、今回の朝日の読書欄、もっと気になったのは文庫・新書欄で紹介されていた文庫クセジュの『SF文学』です。これ、いま、品切れ、返品待ちなんですよね。ちょっと刊行時の配本部数の設定を間違えてしまいまして......(汗)

文芸書の中でもSF文学というのは固定客がいて、根強いファンに支えられたジャンルです。文庫クセジュとはいえ、今回は文芸担当の方、評論担当の方からも注文が来ていまして、既に店頭ではそれなりに売れ始めているのですが、追加の出荷ができない状態です。

ああ、もったいない。

それもこれも、すべてあたしのミスです。申し訳ありません。重版した方がよいのかしら? 悩みは尽きません。

ちなみに、あたしの勤務先のウェブサイトの検索窓に「SF文学」と、「SF」を全角文字で入力すると該当なしになりますが、「SF」のように半角文字で入力すると、同書がヒットします。融通の利かないコンピューターの検索ですねえ(汗)。

ところで、今日は毎日新聞に

 

こちら(↑)も紹介されているはずなのですが、出てますか?(←未確認です)

こちらは今週、重版出来です!


上野のパンダ

上野動物園に新しいパンダが中国からやってきましたが・・・・・・

中国好きで、パンダのネクタイも何本か持っているあたしとしては大歓迎だと周囲からは思われているかも知れません。でも、個人的には反対です。上野動物園にパンダは要りません。そう思います。

その理由として、まずはあたしが上野でパンダを見たことがないからです。だから上野にパンダという必然性があたしの中には存在しません。(ちなみに、パンダは中国の首都、北京動物園で3回ほど見たことがあるだけです。)

次に、そのレンタル料。そりゃ、子供たちに夢を、というのであれば安いと言えなくもないです。でも、パンダって日本国内の他の動物園にもいますし、大東京のど真ん中、上野動物園がそんなわかりやすいものに頼らなくたっていいのではないか、という気がします。そのお金があるなら、もっと別な動物のために使えば、と思います。

旭川動物園が独自の工夫を凝らした展示で人気を集めたように、もっとアイデアで勝負すべきではないでしょうか。それでなくとも東京にあるという立地のよさがあるわけで、それプラス、パンダなんて、地方の集客に苦労している動物園から見たら「なに贅沢言ってるんだ」という話ではないでしょうか? パンダを迎えるなら、地方のさびれた動物園がよいのではないでしょうか?

あと、やはりパンダを見るための行列に並びたくはない、というのも大きな理由の一つです。ただ、こればっかりは、なんとも言えませんね。親戚の子供とかが「パンダ、見に連れてって」とかって言ってきたら、並ばざるを得ないでしょう。いや、「そんなの自分の親と行け」とあたしなら突っぱねるでしょうか? あと子供以外を考えてみますと、幸いにも(不幸にも?)、あたしには「パンダを一緒に見に行こう」と言ってくるような友達も恋人もいないので安心です(爆)。

ただ断わっておきますが、あたしはパンダが嫌いなわけではありません。むしろ好きな方です。でも、それを上野で見たいかと言われたらノーなのです。

ちなみに、あたしは子供のころから動物園に行くと、楽しい気分もあるにはあるのですが、どちらかというと哀しい気持ちになることの方が多かったです。「故郷からこんなに遠い国に連れてこられて・・・」という気持ちになってしまうのです。猛暑に苦しんでいるシロクマ、寒さに凍えるアフリカの動物たち、などなど。

そりゃ天敵もいなくて、食事の心配もない動物園の暮らしは、野生に暮らすより実は快適なのかも知れません。多少の暑さ寒さは我慢できる範囲なのかも、とも思います。こればっかりは動物の気持ちまではわかりません。

でも、あたしは小さいころから動物園に行くとそんな風に考えてしまう、感じてしまう子供で、今もそういう感覚は残っています。だから、心の片隅では「日本になんか来ないで、四川の山の中で自由に暮らした方が幸せだったんじゃないか」と思ってしまう部分があるのです。

そして、テレビで盛んに今回のパンダのニュースが流れているのを見ると、日本って平和だなあと思います。かたや、地震で瓦礫の下になっている人もいれば、新しい国作りのために闘っているアフリカの人もいるというのに・・・・・・

テレビと言えば、フジテレビ系で放送されていた「プロポーズ兄弟」を録画しておいたので視ました。が、四夜連続でちゃんと予約録画しておいたはずが、第一話と第二話が録れていなかった......(涙)。

なぜ?

特に第二話、佐々木希ちゃんが見たかったのに!

まあ、いいです。気を取り直して視聴しました。

できすぎのストーリーですが、まあ、こんなものでしょうね、ドラマですから。むしろ、あたしが見てて感じ、気になったのは、「そんなプロポーズをするような対象が身近にいるのか?」という点です。あたしの場合、まずはそこからスタートしないとダメみたいです(爆)。

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