2011年1月 7日

2011年01月号

隔月で営業のあれこれをお伝えしてきたこのコーナーも次号からは三か月に一度になります。三か月ごとになると季刊と同じです。これからはもう少し季節の話題もお伝えできればと思います。

でも今回は今年、二〇一一年について考えてみます。毎年、年末年始になると、来年(今年)は有名人の生誕何年、没後何年になるだろうかという話題が上ります。五十年、百年など切りのよい年であればイベントが開かれたり、関連書が出版されたりと、世間も盛り上がり売り上げにも勢いがつくというものです。

さて小社に関係する著名人で言いますと、昨年「新訳全集」の刊行が始まったベルクソンが、今年でちょうど没後七十年です。七十年前ですから第二次世界大戦の終結前のことです。ベルクソンの注目度を考えると、もう少し最近の人かと思っていましたが、もうそんなに経つのですね。

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