2010年12月30日

地元はどこ?

帰省の混雑が始まったようです。海外へ出かけていく人もいるようです。あたしの周囲でも、妹家族は旦那の実家で年末年始を過ごすために出かけていきました。そして、あたしは、例年どおり、この年末年始も何の予定もなく引きこもっていることでしょう。

いや、5年くらい前までは、年末年始ではなくとも、冬のシーズンには中国へ旅行に行くのが恒例行事のようになっていたのに、不景気で賞与もほとんど出なくなってしまい、それどころではありません。嗚呼、バブルよ再び!

ところで、季節柄こんなお題がありました。

年末年始の帰省中、男性が地元の女の子と恋に落ちる瞬間8パターン

何度も書いていますけど、あたしには帰省するような田舎がありません。東京生まれの東京育ち、両親の田舎も、父親はその親の代から東京ですし、母親の実家も新潟にありますがもう代替わりをして帰省する実家という感じではありません。

そもそも、このお題で「帰省中」っていうのは、田舎から大学や仕事で東京や大阪などへ出て暮らしている息子が実家へ帰る、という状況を指していますよね。あたしみたいに、生まれてこの方ずーっと実家暮らしの人間には全く想像のできないことです。

でも、そういう話をすると、だったら近所で友達とか学生時代のクラスメートに会うことはないの、と聞かれることがあります。あたしの場合、いま住んでいるところが人生で最も長く住んでいる場所なんですが、小学生から大学生までの時代は東京の杉並区に住んでいて、クラスメートなどがいるとすればそっちになってしまうわけです。現在の場所でいくら散歩をしても、あたしがクラスメートに会うことはあり得ません。(わが家と同じように、この近所に越してきたクラスメートというのも知りませんし、そもそもそんなのがいるのかどうか......)

それに、あたしが住んでいた辺りも、どんどんマンションが建ったりしていますから、わが家と同じように越していったクラスメートも多いのではないでしょうか。ただ、仮に杉並にずっと住み続けていたとしても、そもそも学生時代にも家の近所を歩いていてクラスメートに出逢うということがほとんど全くなかったわけですから、きっと逢うこともないままなのではないでしょうか?

【1】行きも帰りも同じ新幹線に乗り合わせるなど、「運命」を感じる女性に出会ったとき
【2】初詣で、バッタリ昔の知り合いに会い、異様に盛り上がったとき
【3】同じ町内にいながら、ずっとすれ違っていた女性にやっと出会えたとき
【4】もともと顔見知りだった女性と、新年会などで朝まで飲み明かし、意気投合したとき
【5】友達の家へ遊びに行き、ものすごく素敵な女性に成長していた友達の姉妹を見たとき
【6】「紹介したい人がいる」と、知人を介して女性を紹介されたとき
【7】昔の彼女に再会し、恋ごころが再燃したとき
【8】同窓会や成人式で、初恋の人に会ったとき

というわけで、地元へ戻ることがない、友達と飲みに行ったり集まったりすることもない、初詣にも行かない、元カノなんていない、同窓会には呼ばれたことがない、というあたしには(1)から(8)まで、どれもわが身に起こりそうなことはありません。

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