2010年12月 8日

そして、みんな忘れてる

今年もやはり書いてしまう。今日という日のこと、12月8日。

世間ではジョン・レノンが凶弾に倒れた日ということで、毎年賑々しくコンサートも行なわれ、それが翌日の芸能ニュースの話題をさらうのが通例となっています。

でも、やはり日本人として、この日は、まずは真珠湾攻撃の日、として記憶されなければならないと思うのです。

いつまでも戦争を引きずるなと言われれば、確かにその通りです。別に引きずるつもりはありません。そうではなく、国民の一般常識として知っておかなければならない日の一つではないかと、個人的には思うのです。

もちろん、ほとんどの日本人なら真珠湾攻撃という言葉は知っていると思いますし、細かいところは省くとしても、それがどんな事柄なのかということも理解していると思います。でも、それが12月8日であった(あくまで日本時間ですが)ということは完全に忘れられているようです。

受験勉強ではあるまいし、そこまで覚えておかなくてもいいんじゃない、とも言われそうです。確かに、あたしもそう思います。ただ、毎年毎年ジョン・レノンがどうのこうのという脳天気に騒いでいる芸能ニュースを見ていると、もうちょっと真珠湾に思いを致してもよいのではないかと思うのです。

もちろん、ジョン・レノン追悼(?)、記念(?)のコンサートの収益がいろいろと世界の役に立っているということは知っていますが、ニュースを見ている限り単なるお祭り騒ぎっぽい気がしてならないですし、あたしは別に「リメンバー・パールハーバー」というつもりもありませんが......



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