2010年12月31日

年末 vs 年始

いよいよ大晦日。今年も今日で終わりです。

とは言っても、確かに仕事は休みですが、あたしにとっては単なる一年の中の一日。特別に何かをしようとか、何かがあるというわけではありません。ふだんの休日のような一日を過ごして終わるだけで、これは毎年のことです。

そして恐らく、まず間違いなく、明日の元旦も単なる休日の一つでしかありません。いつものように起きて、いつものように食べて、いつものように過ごすのみです。

ところで、新聞報道では、今年は元旦に営業するスーパーなどが若干減るそうです。元旦から営業しても、かかる人件費に対して売り上げが見合わないのがその理由のようです。

考えてみますと、あたしが子供の頃にセブンイレブンができ、年中無休という営業形態が普通になって、サービス業の人たちは大変な状況になっていると思います。あたしが子供の頃、いや、たぶん中学生、高校生くらいまでは、都心部のデパートだって週に一日は必ず休みの日がありました。たまに出かけたときに「ああ、今日は休みだったか!」なんて休みの日を忘れていて後悔したことが何度もあります。

いつの間にかデパートの休業日ってなくなってしまいましたね。週に一日はちゃんと休みましょうよ、という気がします。もちろん社員の人は交替できちんと休んでいるのでしょうけど。

ところで、元旦は営業しているのかどうかはともかく、スーパー、デパート、アウトレット、家電量販店など、このところ毎日のように「年末代セール」とか「正月初売り」といった広告が新聞に入ってきます。欲しいもの、お金さえあれば買いたいなあと思うもの、どんなに安くても興味の沸かないもの、広告を広げると、いろいろな商品が載っています。

そんな広告を見ていて、ふと思うのです。

果たして、年内に買うべきか、それとも年が明けてから買うべきか、と。

もちろん、商品が多少は異なっているでしょうから、一概に比較はできないと思います。正月のお節料理に使うような食品であれば、年が明けたら一気に安くなる可能性があるでしょう。でも、例えばビールとかジュースなどのケース売りは、一般家庭が対象の場合、年末と年始で需要が大きく変わるとも思えません。まあ、正月の来客のために年内に買っておこうということで、若干年内の方が需要があるかな、というくらいではないでしょうか?

その他、衣料品はどうなのでしょうか? やはり冬物は年が明けると安くなるのでしょうか? テレビなどはどうでしょう? むしろ新製品が出たときに値下がりするのであって、年末も年始も売り値は変わらないのではないでしょうか? 実際に調べたわけではありませんが。

家電量販店などで、セールの目玉になっている商品を除けば、例えばUSBメモリーとか、録画用DVDディスクとか、たぶん年末だろうと年始だろうと値段に差があるとは思えないのですが、実際にはどうなのでしょうか? なぜかとても気になります(笑)。

読んだ感想を書く