あさきゆめみし......
研修二日目。
とは言っても、本日はもっぱら京都観光です。
なんだ、遊びじゃない、どこが研修なのよ、とは言わないで!
これも向学のため、見聞を広めるためです。どこがどう影響するのかは即答できませんが、きっといつか仕事に役立つはずです、とちょっと苦しい言い訳かしら?
さて、京都市内のホテルで目覚めました。宿泊ホテル、今回はモントレです。なかなかリッチなホテルでした。
この写真のように、部屋に備え付けのティーセットはティーバッグではなく、茶葉から入れる本格的なものでした。感動です。
その後、出発までにちょっと時間がありましたので、歩いて1キロ弱でしょうか? 二条城を見学に行ってきました。朝の9時少し前に開門するのですが、9時頃に行ったら、もう駐車場は大型観光バスで溢れておりました。中も修学旅行生を中心にそれなりの混雑です。
二の丸御殿です。時間がなかったので、中には入りませんでした。そもそもがかなり駆け足での二条城見学でしたから仕方ないのですが......
お庭の紅葉は、ご覧のように、まずまずといったところでしょうか? ちょっと遅かったのでしょうかね。
さて研修旅行ですが、まずは、というか、いきなり本日のメインイベント、ハイライトである京都御所見学です。それにしても、あんなに大勢参観客がいるとは思いませんでした。
まずは御車寄(↑)。当時の貴族はここから出入りしていたわけですね。これと、少しずれて向かい合っているのがこちらの宜秋門です。
続きましては、諸大夫の間です。部屋が三つありまして、身分によって違うのだそうです。
次に建礼門。建礼門と聞くと、どうしても平家物語が思い出されます。歌舞伎の演目でもあったような気がします。確か、中村歌右衛門肯んじていたのを見たような、見てないような......
さてさて、いよいよ本殿である紫宸殿。南庭は入れませんでしたので、回廊の外からの見学ですが堂々としたものです。ガイドさんは「ししんでん」と言ってましたし、パンフレットにもそう書いてあるのですが、古典では「ししいでん」と仮名の振ってあるものもありますよね。どちらが正しいのでしょうか?
ちょっとわかりにくいですが、下の写真は有名な、右近の橘、左近の桜です。わかりますか?
さらに回廊を巡って、見えてきたのは建春門、皇太子用の入り口だそうです。五行で言えば、東は春なので御所東側の門が建春門なのですが、東の方角というのは「東宮」という言葉もあるくらいで、中国でも皇太子用のものが多いですね。
建春門内の広い庭の北側にあったのが春興殿という建物。屋根の色が特徴的です。
続いて、紫宸殿の裏、清涼殿です。
清涼殿と聞くと、マンガ『あさきゆめみし』が思い出されるのですが、そういった雅な風情はあまり感じられず、寒々とした薄暗い建物でした(爆)。
それでも、こんなふう(↑)に撮ると少しは気分が出ますでしょうか?
これは御学問所。天皇が進講を受ける場所です。それにしても、冬はこんな寒いところで勉強など、とてもできそうになりです(笑)。天皇も大変でしょうが、進講する学者先生も大変ですね。
御学問所の東側は庭が広がっていまして、大きな池があります。紅葉はご覧のように、あまりパッとしませんが、庭はすてきでした。
こちらは、御学問所の南側、小御所との間にある蹴鞠の庭です。その名の通り、ここで蹴鞠をやったのでしょう。優雅なものです。
上の写真、小御所会議が行なわれた、まさしくここが小御所です。幕末の歴史好きならたまらないのでしょうが、あいにく、あたしはあまり幕末に興味がないもので......
この写真は御三間で、「おみま」と読むそうです。
こちらは、天皇のプライベート空間の方の庭です。先程の庭に比べると、やはりこぢんまりとしていて、落ち着く感じがします。
御内庭のあたりから見た、御涼所です。こっちは後宮になりますよね? これぞまさしく「あさきゆめみし」の世界でしょうか?
最後に、御三間を見学して御所参観のコースは終了です。
最後に御所から出てきて、御所を取り囲む築地塀を撮りました。これも「ついじべい」と読むのですね。有職故実の世界は難しいです。
とは言っても、本日はもっぱら京都観光です。
なんだ、遊びじゃない、どこが研修なのよ、とは言わないで!
これも向学のため、見聞を広めるためです。どこがどう影響するのかは即答できませんが、きっといつか仕事に役立つはずです、とちょっと苦しい言い訳かしら?
さて、京都市内のホテルで目覚めました。宿泊ホテル、今回はモントレです。なかなかリッチなホテルでした。
この写真のように、部屋に備え付けのティーセットはティーバッグではなく、茶葉から入れる本格的なものでした。感動です。
その後、出発までにちょっと時間がありましたので、歩いて1キロ弱でしょうか? 二条城を見学に行ってきました。朝の9時少し前に開門するのですが、9時頃に行ったら、もう駐車場は大型観光バスで溢れておりました。中も修学旅行生を中心にそれなりの混雑です。
二の丸御殿です。時間がなかったので、中には入りませんでした。そもそもがかなり駆け足での二条城見学でしたから仕方ないのですが......
お庭の紅葉は、ご覧のように、まずまずといったところでしょうか? ちょっと遅かったのでしょうかね。
さて研修旅行ですが、まずは、というか、いきなり本日のメインイベント、ハイライトである京都御所見学です。それにしても、あんなに大勢参観客がいるとは思いませんでした。
まずは御車寄(↑)。当時の貴族はここから出入りしていたわけですね。これと、少しずれて向かい合っているのがこちらの宜秋門です。
続きましては、諸大夫の間です。部屋が三つありまして、身分によって違うのだそうです。
次に建礼門。建礼門と聞くと、どうしても平家物語が思い出されます。歌舞伎の演目でもあったような気がします。確か、中村歌右衛門肯んじていたのを見たような、見てないような......
さてさて、いよいよ本殿である紫宸殿。南庭は入れませんでしたので、回廊の外からの見学ですが堂々としたものです。ガイドさんは「ししんでん」と言ってましたし、パンフレットにもそう書いてあるのですが、古典では「ししいでん」と仮名の振ってあるものもありますよね。どちらが正しいのでしょうか?
ちょっとわかりにくいですが、下の写真は有名な、右近の橘、左近の桜です。わかりますか?
さらに回廊を巡って、見えてきたのは建春門、皇太子用の入り口だそうです。五行で言えば、東は春なので御所東側の門が建春門なのですが、東の方角というのは「東宮」という言葉もあるくらいで、中国でも皇太子用のものが多いですね。
建春門内の広い庭の北側にあったのが春興殿という建物。屋根の色が特徴的です。
続いて、紫宸殿の裏、清涼殿です。
清涼殿と聞くと、マンガ『あさきゆめみし』が思い出されるのですが、そういった雅な風情はあまり感じられず、寒々とした薄暗い建物でした(爆)。
それでも、こんなふう(↑)に撮ると少しは気分が出ますでしょうか?
これは御学問所。天皇が進講を受ける場所です。それにしても、冬はこんな寒いところで勉強など、とてもできそうになりです(笑)。天皇も大変でしょうが、進講する学者先生も大変ですね。
御学問所の東側は庭が広がっていまして、大きな池があります。紅葉はご覧のように、あまりパッとしませんが、庭はすてきでした。
こちらは、御学問所の南側、小御所との間にある蹴鞠の庭です。その名の通り、ここで蹴鞠をやったのでしょう。優雅なものです。
上の写真、小御所会議が行なわれた、まさしくここが小御所です。幕末の歴史好きならたまらないのでしょうが、あいにく、あたしはあまり幕末に興味がないもので......
この写真は御三間で、「おみま」と読むそうです。
こちらは、天皇のプライベート空間の方の庭です。先程の庭に比べると、やはりこぢんまりとしていて、落ち着く感じがします。
御内庭のあたりから見た、御涼所です。こっちは後宮になりますよね? これぞまさしく「あさきゆめみし」の世界でしょうか?
最後に、御三間を見学して御所参観のコースは終了です。
最後に御所から出てきて、御所を取り囲む築地塀を撮りました。これも「ついじべい」と読むのですね。有職故実の世界は難しいです。
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