2010年11月21日

妄想窮まれり

とても可愛らしい女の子が新入社員として入ってきました。






という夢を見ました(^_^;)。

「可愛らしい」と書きましたが、取り立ててあたしの好みのタイプというわけではありません。小柄で、しゃべり方も舌足らずで、一昔前の表現を使うなら「ブリっ子」というのでしょうか、もっと端的に言ってしまえば「同性からは嫌われるタイプ」だと思います。

確かに夢の中では、入社してすぐに男性社員、特におじさま方のハートを射止めていた感があり、それと軌を一にして女性社員たちからは徐々に冷たい視線を浴びるようになっていました。いや、そこまで嫌われているわけではなかったです。彼女はあくまで明るいし、男性にも女性にも態度を使い分けるわけでもない表裏のなさがありましたから、徹底的に女性に嫌われていたというわけではありません。それでも、「これが行き過ぎると嫌われちゃうよな」と、こちらが心配してしまうところは、確かにありました。

その彼女、誰に対しても同じように接すると言いましたが、なぜかあたしには取り立てて親しげな態度をとるのです。いや、そんなの勝手な都合のよい思い込みかも知れませんが、夢の中であたしは「妙に親しげだな」と感じていたのは確かです。

鼻の下を伸ばしていた、ということはありません。ないはずです。でもその反面、「可愛らしいなあ」と思っていたのも確かです。「もしかして、あたしに気があるのでは?」とまでは夢の中では思っていませんでした。むしろ「なんで、あたしに特別親しげに振る舞うのだろう? こういう態度って同性に嫌われないかなあ?」と思っていました。

夢の中なのに、我ながら意外と冷静に振る舞っていたなあ、ふつう若い女の子に親しくされたらデレデレするものだろうという予想に反し、結構硬派に徹していた自分に驚きです。否、驚くもなにも夢の中でも「あたしにはハニーがいるんだから」と心の中では思っていたのです。

しかし、目が覚めて改めて考えてみますと、実はあたしの潜在意識では、ああいう、いかにもカワイイ感じの女の子と仲良くなりたい、そう思う、願う気持ちが多分にあるのではないか、いや、それがあたしの本当の願望なのではないか、自分では否定していても、いみじくも夢で自分の本音を垣間見てしまったのではないか、そんな風に思えてきました。

でもね、確かに仕草とか雰囲気はカワイイ子だったけれど、あたしのタイプではなかったし(←そんな贅沢を言える身分ではないのですが...)、そもそもあたしにだけ親しげなのが非常に鬱陶しく感じていたのも事実だったので、あたしの無意識がああいう子を求めているなんて思いたくはないのですが......

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