2010年11月 3日

祝日料金を!

今日はよい天気の祝日。午前中は髪を切りに行き、その後は、まずは上野へ行って、東京国立博物館の「東大寺大仏」展を見に行きました。正倉院宝物もちょこっとだけ展示されていて、「相当の」とまではいきませんが、なかなかの混雑ぶりでした。

それにしても、やはり、展覧会へ来ている人の年齢が高いですね。以前にも書きましたが、ああいう仕事のない、ふだんは家にいて平日にいくらでも外出できるような方々は、わざわざこういう祝日の日に展覧会に来ないで欲しいと思います。

ここはやはり、65歳以上は土日祝日は入場料4000円とかにして参観しにくくする、というよりは、積極的に平日に来るように誘導した方がよいのではないでしょうか? 学生も同じです。平日の午後3時くらいから学生割引500円とかにして、できるだけへ実に来るように仕向けるのです。そうすれば、平日は仕事で来られないサラリーマンが土日にゆったりと見られるではないですか!

あ、忘れてました。サラリーマンが必ずしも土日が休みだとは限りませんよね。あたしの周りだって書店員さんは平日に休みのある人が多いですから。

まあ、それはともかく、東大寺展はそんなに大混雑というわけでもなく見学できましたが、意外なほど展示品が少ないです。でもって、映像とかを使った展示が大きなスペースを占めていて、そりゃ当時の様子とか普通には見られない部分を映像で、あるいはコンピュータグラフィックとかを駆使して見せてあげるのは昨今のトレンドですけど、所詮あんなのおまけでしょ? あの展示量で1500円は高いのでは、という気もしました。

さて、東京国立博物館の後は銀座線に乗って数駅。三井記念美術館へ向かいました。いま「円山応挙」展をやっています。

いいですね、応挙。あたし、好きです。

でも、もっと空いている、がらがらかと思っていたら、意外なほど混雑していました。

たぶん、向かいにコレド室町がオープンしたからでしょうか? なんか三越前という街に以前より人が集まっている感じがします。せっかくここまで来たんだから応挙展でも見ていくか、そんな人も多いのではないでしょうか? こちらとして非常に迷惑な話ですが、街としては、三井としてはしてやったりのホクホクなのでしょう。

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