2010年10月29日

さすがの熊本城!

熊本の朝です。

暗いかどうか、ホテルの部屋のカーテンを開けても隣のビルの壁が目の前にあるのでよくわかりません。朝食バイキングに行った7時頃は、既に東京と変わりないような朝の日差しでした。若干曇りがちの空でしたけど。

さて本日は、晩には東京へ戻りますが、その前にひと仕事です。でも仕事は10時からですので、ちょっと時間があります。

となれば、熊本へ来たからには、是非とも熊本城を見学していきたいではないですか! あたしも城好きの端くれですから、熊本へ来て熊本城へ寄らずに帰るなんてできません。

ただ、前回の人文会の研修旅行では、せっかくの岡山城は、出発時刻とお城の開演時刻との兼ね合いで見学を断念するという苦い想い出があります。今回はさすがに仕事が10時からですし、なんと熊本城は朝の8時半からやっているではないですか! これなら十分に堪能できそうです。

ということで熊本城です。



まずは西側の門から入って行きます。朝なので逆光になってしまいました。鉄筋コンクリートで再建された天守ですが、なかなかの風格です。そしてなによりも石垣が素晴らしいです。

続きまして、天守閣の聳える本丸までやってきました。天守とは別に本丸の片隅にある宇土櫓。こちらも風情があって、なかなか渋い魅力をたたえています。時間が十分に取れないので、宇土櫓の見学は外からにして、次はいよいよ天守の中へ入ります。





で、天守へ入る前にまずは一枚。



天守を上まで登って、中の展示を軽く一巡りし、外へ出てきてもう一枚。



こんどはカメラを横にしてワイドアングルで一枚です。



その後、再建なった本丸御殿を見学しました。



本丸御殿とは言っても再建されたのは大広間付近だけで、面積で言えば当時あった実際の本丸御殿の三分の一くらいでしょうか、そんなところです。展示してあった図面を見る限り、普段と言いますか、城主の日常の生活に使われていた御殿ではないみたいですね。

それに予算の都合で、ふすま絵など装飾が完成していないところもあります。常に寄付を募っているようです。

しかし、それでもこういう御殿を見てしまうと、江戸城本丸御殿の復元も実現して欲しいものだと思います。江戸城ならば、忠臣蔵の松の大廊下、大奥など時代劇の撮影のたびに使用料を徴収できますから、収益面では問題ないと思うのですが、どうでしょう?

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