2010年10月12日

3列乗車

東京以外の地域では違うのかも知れませんが、また、あたしがふだん乗っている中央線だけなのかも知れませんが、少なくともその範囲内で言わせてもらえば、駅のホームで電車に乗るときにアナウンスでは「3列に並んでお待ちください」と放送しています。

あたし、これにいつも疑問があります。

ホームのどこに並ぶのかと言えば、各車両のドアの前、ホームの端にはドアの位置を示す表示があり、そこに乗客は列を作るのです。その列が3列、つまり3人ずつ並んでください、というわけです。

でも、よーく考えてみてください。

ホームに電車が入ってきて停車します。次にドアが開きます。たいていの場合、降りてくる人がいるはずです。ですから、アナウンスでも「降りる方が済んでから順序よくご乗車ください」と言っているのです。つまり後者の人が優先と言うことです。

後者が優先ということは、ホームいる乗客がドアの前にでんと並んでいたのでは、降りる人の迷惑です。「ドアの前を広く開けて...」というアナウンスがそのために流れるのです。

で、問題はここです。

3列に並んでいて、目の前でドアが開いて、当然左右に分かれてドアの前を開けるわけですが、3列のうち一番左の列の人は左へ、一番右の列の人は右へそれぞれよければいいですけど、真ん中の列の人はどうすればよいのでしょう?

一瞬どうしたらよいのか途方に暮れませんか? あたしはいつも悩みます。だったら、最初から2列に並ばせておけばよいのではないでしょうか? もちろん、2列だと列が長くなって、ホームが狭い場合には問題があるでしょう。新宿駅などは4列で並ぶようにアナウンスしていますが、これも一計とは思いますけど、こんどは右側の列中、左側の列の中で熾烈な争いが起きそうです。それでも3列よりは秩序だっているとは思います。

それにしても、あの3列に並ぶのはやめて欲しいです。

ついでにいえば、中央線のいくつかの駅では、ホームに付いているドア位置の表示のところに電車がピッタリ止まらないところがあります。これではせっかく表示のところに並んでいても意味がありません。ホームにある柱などを裂けて印を付けているからそうなるのでしょうけど、だったら、そこは表示を付けなければいいのに、そう思います。

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