2010年10月 9日

期待どおり、です

昨晩は、この秋の新番組、TBS系の「SPEC」を見ました。

この数年来、番組改編期がやたらと長く、楽しみな新番組の放送開始がまだ二週間、三週間も先である、なんてことがざらになっていましたが、この番組は比較的早々と第一回が放送になり嬉しいです。

戸田恵梨香、割と好きです。

今回の役柄、事前の予告などで知る限りはハマるだろうなあと予想してましたが、ドンピシャです。ただ、ハマるからよいのかと言われれば、どうなのでしょう? かつての「ケイゾク」では中谷美紀があんな役をやるの、という意外性が受けたというか魅力になったとも言えます。予定調和では却って面白くないと感じる人もいるかも知れないですね。

と、今名前を出した「ケイゾク」とは、同じ堤幸彦であり、竜雷太も出ているところから、かなり似ています。たぶん、「ケイゾク」を知らない人にはそれなりに楽しい反面、「ケイゾク」を見ていた人には「二番煎じじゃん」というガッカリ感もあるのではないでしょうか? もちろん、あたしのように「ケイゾク」を見ていたのに、こちらも愉しく見ている人が多いと思いますが。

「ケイゾク」は、最初のうちは単なる一完結の刑事ドラマ、それもコメディ刑事ドラマでした。小ネタを挟み込んで、あっちこっちで笑わせる演出でした。今回の「SPEC」も小ネタが仕込まれているのは同じですが、徐々に一話完結からはみ出して、わけのわからない伏線と言うがサイドストーリーが膨らんでいくのでしょうか?

神木隆之介くんが黒幕っぽく出ていましたけど、このあたりは「ブレディ・マンデイ」と繋がるのでしょうか? どうせなら、徹底的に他の番組との相乗りをやって欲しいです。

それにしても「高島彩はフジテレビの人だ」というセリフ、収録時には既にフジ退社は発表されていたと思われますが、なかなか風刺の効いたセリフですね。

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