2010年10月 4日

失恋から生まれる孤独

失恋から生まれる孤独を愉しむ方法、だって。

ふつうに考えたら、愉しめるわけないと思うのですけど......

話の導入部からして、ちょっと、と思います。休日の過ごし方ですよね? あたしの場合、プチ引きこもりですから、ほとんど家にいます。家には母がおります。ですから、母と、つまり家族と過ごしているということになりましょう。

で、大切な人って誰でしょう? 「友達であったり、職場や学校の仲間であったり、家族や恋人や夫婦など、その認識は皆さんそれぞれでしょう」とありますが、まあ、あたしの場合、前半の「友達であったり、職場や学校の仲間であったり」というのはないです。後半の「恋人や夫婦」というのもいません。そもそも、あたしの人生に「大切な人」っていうのは存在するのだろうか、そう思います。

しかし、考えようによっては、あたしには大切な人も恋人も、ましてや配偶者もいないわけですから、このコラムの前提である「失恋」という状況に陥ることがないわけです。となると、失恋によって増幅される孤独感というのとも無縁でいられるわけです。

どうして孤独になることを怖れるのか、という設問もありましたが、あたしみたいにずーっと友達がいない人生を送ってきた人間には、そもそも自分が孤独であるという明確な自覚もなく、たとえ自覚があったとしても自分の人生においては孤独であることがふつうであるので、取り立てて孤独だといって悲観したり嘆いたりすることもありません。

つまり、孤独から立ち直るとか、孤独から開放されるという発想がありません。果たしてこのコラム、どのあたりに落としどころを見つけるのでしょうか?


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