2010年10月31日

台風一過

本来ならすっきり晴れそうなところ、何故か今日はどんよりとした空模様。今宵は書店イベントに出かけるというのに、帰りは意外と寒くなるのかしら?

それでも数日前の天気予報では、今回の台風は今日の午後、東京に最接近と言われていたので、そうなったらイベントどころではなかったはずですから、運がよいと言えば運がよいわけです。

でもなんか、熊本から帰ってくるあたしを追いかけるかのように、台風が一気に日本列島南岸を駆け抜けて行ってしまって、奄美は大きな被害が出ずに済んだのでしょうか? 東京のニュースではもっぱら東京や関東の台風情報ばかりで、奄美地方がどうなっているかほとんど報道されていなかったような気がします。

そんなもんか、とも思いますが、ちょっとね。

ところで、熊本で思い出したのですが、天草って熊本県なんですよね? 九州に親戚も知り合いもなく、行ったことすら数えるほどの身としては、天草と聞くとなんとなく長崎というイメージがあります。

歴史の教科書で習った天草四郎島原の乱、キリシタン弾圧という連想からは、どうしたって熊本よりも長崎の方が相性がよくないですか? 熊本でキリシタンというのはあまりピンと来ませんが、長崎なら天主堂もあって異国情緒満点、まさにキリシタンとの相性もバッチリです。

でも、天草はよくよく調べてみると熊本県なんですよね。でも、天草四郎たちが攻め立てた島原城や立てこもった原城は長崎県ですから、これがまたややこしいわけです(汗)。天草四郎が島原の乱を起こして、というのが混乱の元。いっそ島原四郎だったらよかったのに、そう思います。

それと、これはあたしが天の邪鬼だからかも知れませんが、熊本と言えば熊本城というところまではよいのですが、熊本藩と聞くとあたしは加藤清正よりも細川家の方を思い出してしまいます。熊本の人にとっては、加藤清正こそ「おらが殿様」なのかもしれませんが、ほとんどあっという間に改易されているはずで、その後は細川家ですよね?

あたしとしては、宮本武蔵が晩年は熊本の細川家に世話になっていたということの方が印象深く、熊本と聞いても、あまり加藤清正という連想にはならないのです。しかし、市内を歩いてみますと、加藤清正だけでなく、宮本武蔵も、夏目漱石も、坂本龍馬も結びつけられていました。それと、これは最近言い出したことではないかと思いますが、横井小楠谷干城なども盛んに顕彰しようとしていますね。

熊本ゆかりの有名人って結構多いものだなあと思いつつ、なかなか面白かったです。


2010年10月30日

報道特集に映った!

今夕のTBS系「報道特集」は電子書籍の特集でした。いえ、正確に言うならば、最初の特集が「中国が首脳会談拒否~きしむ中国が内包するリスク」で、次の特集が「全ての本が電脳空間へ?期待と不安」というもので、当然のことながら、最初の中国モノが第一特集で時間にしろ取材の仕方にしても力の入ったモノでした。それに比べると、電子書籍の方はおまけ程度とは言わないまでも、「だから、それで?」という感じを受けなくもないものでした。

で、そんなことはどうでもいいのです。

この電子書籍特集の中、紀伊國屋書店の方がインタビューで映っていました。新宿本店の売り場でインタビュー受けている映像でしたが、たぶん開店前か開店後の時間を使ったのでしょう。店内には他には誰も映っていませんでしたから。

で、その店内の場所というのが、新宿本店の5階です。

何故それがわかったかって?

だって、画面のバックに、いま新宿本店5階でやっている、あたしの勤務先のフェアの棚がバッチリ映り込んでいたからです。実にうまい具合に、勤務先の社名が入った看板は映り込まなかったのですが、見る人が見ればわかります。

端っこの棚一本を除き、映っているのはすべてあたしの勤務先の本だけ。転化の紀伊國屋書店旬塾本店の映像でこれはなかなかの壮挙、快挙ではないでしょうか?

いやー、こんなことってあるのですね。たまたまテレビで「報道特集」を見ていて、中国の話題だから見続けていたら、そのうち電子書籍の話題に移り、これも仕事に関係するなあと思って更に見ていただけでして、まさか紀伊國屋書店が映り、更にフェアの棚までが映るとは(笑)。

さりげなく

熊本出張も終わり、この後は年末まで、いくつか予定はありますが、次から次へとという状況はようやく終わりました。ほっと一息です。天使の休息ですか?

で、こんなお題。

「よく気がつく!」と女性の心をつかむ、さりげない言動9パターン

基本的にあたしって他人に気を遣わない人間なので、こういうお題は得意ではありませんが......

【1】女性の荷物が重そうな時、「持とうか?」と申し出る。
これくらいは言えます。あと重くはないけどかさばるものとかもありますよね。あと女性が化粧室に行くときに重くはないけど邪魔になりそうなものを持っていてあげるとか? ただ、他人には絶対に渡せないものってのもあるでしょうね。

【2】女性を自動車から守るため、自然に車道側を歩く。
これはあまりに意識しませんが、あまり右に行ったり左に行ったりではうるさくないですか? これをさりげなくスマートにできて一人前なのでしょうか?

【3】無理して歩かせないよう、女性のペースに合わせて歩く。
これもあまり意識してないかも? むしろ食事の時の方が慌てて食べないように気を遣いますが。

【4】食事の時に取り皿やしょうゆをさりげなく渡す。
これは自分の近くにあれば、ですね。

【5】数人でいる時に「○○ちゃんはどう?」など、発言の少ない女性に話題を振る。
どういうシュチュエーションかわかりませんが、仕切る立場にいれば当然そういう気の遣い方はしますが、「振って欲しくない」と思っている女性もいるのでは?

【6】ファストフード店などで食事した後にさりげなくゴミを片づける。
どういうゴミですか? テーブルの上にこぼれた残飯的なものですか、それとも空いたトレーとかでしょうか?

【7】「ここのコーヒー好きだったよね?」など、女性の好みを覚えている。
うーん、完璧に覚えているかと言われると自信がないです。なにせ他人に興味がない人間ですので。

【8】映画館で「ひざかけもらう?」と聞くなど、場の寒暖に配慮する。
これは聞きますよね? ただ、女性は常に寒がりだとも限らないわけですが...

【9】デート中「疲れてない? なんか飲む?」などと気づかい、適度に休憩をとる。
これくらいは言えます。言います。

うん、意外と気は遣えてますよね? ただ、さりげないかどうか自信がないです。ものすごーくぎこちなかったりして?

2010年10月29日

さすがの熊本城!

熊本の朝です。

暗いかどうか、ホテルの部屋のカーテンを開けても隣のビルの壁が目の前にあるのでよくわかりません。朝食バイキングに行った7時頃は、既に東京と変わりないような朝の日差しでした。若干曇りがちの空でしたけど。

さて本日は、晩には東京へ戻りますが、その前にひと仕事です。でも仕事は10時からですので、ちょっと時間があります。

となれば、熊本へ来たからには、是非とも熊本城を見学していきたいではないですか! あたしも城好きの端くれですから、熊本へ来て熊本城へ寄らずに帰るなんてできません。

ただ、前回の人文会の研修旅行では、せっかくの岡山城は、出発時刻とお城の開演時刻との兼ね合いで見学を断念するという苦い想い出があります。今回はさすがに仕事が10時からですし、なんと熊本城は朝の8時半からやっているではないですか! これなら十分に堪能できそうです。

ということで熊本城です。



まずは西側の門から入って行きます。朝なので逆光になってしまいました。鉄筋コンクリートで再建された天守ですが、なかなかの風格です。そしてなによりも石垣が素晴らしいです。

続きまして、天守閣の聳える本丸までやってきました。天守とは別に本丸の片隅にある宇土櫓。こちらも風情があって、なかなか渋い魅力をたたえています。時間が十分に取れないので、宇土櫓の見学は外からにして、次はいよいよ天守の中へ入ります。





で、天守へ入る前にまずは一枚。



天守を上まで登って、中の展示を軽く一巡りし、外へ出てきてもう一枚。



こんどはカメラを横にしてワイドアングルで一枚です。



その後、再建なった本丸御殿を見学しました。



本丸御殿とは言っても再建されたのは大広間付近だけで、面積で言えば当時あった実際の本丸御殿の三分の一くらいでしょうか、そんなところです。展示してあった図面を見る限り、普段と言いますか、城主の日常の生活に使われていた御殿ではないみたいですね。

それに予算の都合で、ふすま絵など装飾が完成していないところもあります。常に寄付を募っているようです。

しかし、それでもこういう御殿を見てしまうと、江戸城本丸御殿の復元も実現して欲しいものだと思います。江戸城ならば、忠臣蔵の松の大廊下、大奥など時代劇の撮影のたびに使用料を徴収できますから、収益面では問題ないと思うのですが、どうでしょう?

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