2010年9月 6日

違うんだーっ!

完成された男、って、何?

織田裕二の結婚に見る、「完成された男との結婚」のよさとは

という記事、というかコラム。織田裕二の他に名前が挙がっているのは「高橋克典、阿部寛、上川隆也」などです。「俳優として地位を確立したアラフォー男性とあれば、自分なりの生活スタイルや価値観を持っているはず」なんだそうです。そして曰く
こうした「完成された男性」との結婚、略して「完成婚」は、女性にとってどんな幸せをもたらすのだろうか? リアルな結婚の実態を知る既女のみなさんに尋ねてみた。その際、必ず上がったのが、「経済的なゆとりと安定」。
だと。

対する女性側の意見をまとめるならば、ずばり経済的安定のよう。
このところの不況で、20~30代女性と同世代の男性は、なかなかお給料が上がらないし、リストラの恐怖もある。でも、地位を固めた40代の男性なら、経済面の不安がないから、子供を産みやすいようですね
ということ。

しかし、40代の男性が、全員が全員こうであるはずはなく、むしろ、給料は上がらないのに、責任だけはとらされて、下が入ってきても一人か二人、あるいは全然後輩がいないなんてことも職場によってはあり得ます。

こういう、俳優などの40代が脚光浴びることによって、冴えない実際の40代サラリーマンは、さらなる悲哀を味わうことになるのでしょう。

さて、昨日も取り上げた『だれとも打ち解けられない人』に、またまた面白い一説がありました。

そして、どこか温かみのない人に感じられてしまう。だから親しい友人ができない。(P.51)
なるほど、なるほど、と思います。極めつけは、これ。
だから、長い期間にわたっての親友はいないし、結婚生活も形式的には続いても、情緒的に長くはうまくいかない。
 この無意識の世界での憎しみが、大人になって周囲の人々に何となく感じ取られてしまう。
 その結果、社会的立場や行動や意識は立派なものだけれども、周囲の人々から好感を持たれない。勤勉だけれども、人から受け入れられていない。(P.51)
まるであたしのことが書かれているみたいです。

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