2010年8月27日

田舎なので

連日の猛暑です。昼下がりの書店営業は、死を意味する場合すらあります。はい、冗談抜きで、そんな気温です。

でも、このところ、夕方から晩にかけて、つまり帰宅時なのですが、ちょっぴり風が心地よく、昼間の猛暑が嘘のよう、とまではいきませんが、「うん、ちょっと秋が近づいている?」と感じられなくもない日が多くなってきたような気がします。



「秋の気配」と言うには、まだちょっと気が早いでしょうか? しかし、この歌は「秋」の歌なのでしょうか? 単に「別れ」からの連想で「秋」が歌の舞台として設定されているだけのような......

あたしは、帰宅途中の夕刻、風の涼しさを感じた時に真っ先にこちらの歌が頭の中に流れました。



本当は秋ですから、こんなアップテンポの曲よりも、こっちの曲の方が秋らしいでしょうか?



しかし、いずれにせよ、歳がばれる選曲ですね(汗)。

それにしても、夕方になって涼しい、暑くないと感じられるのも、あたしの自宅が多摩地区という東京では比較的田舎にあるからなのでしょうか? 確かに朝晩の涼しさを感じると、「東京都はいえ、ここは田舎だなあ」と思ってしまいます。引っ越してきた頃に比べると、だいぶ減ったとはいえ、周囲には林や森もあれば、畑も広がっています。コンクリート・ジャングルという感じではないです。

あたしには田舎がないので、自宅で田舎を味わうしかないわけですが、とりあえず、このくらい緑が残っていれば十分だと思っています。田舎と言えば、盆暮れになると帰省する人のニュースを見るにつけ、「ああ、面倒なことだ」と思います。

父方も母方も盆や正月に帰らないとならない故郷はありませんし、幸か不幸かあたしが結婚していないので、配偶者の故郷というのもありません。時々想像してしまいます。もし地方出身の人と結婚して、盆や正月には毎年帰省をしなければならなくなったとしたら......。とてもじゃないですが、あたしには出来ないでしょうね。

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