2010年8月23日

一般女性

俳優の織田裕二が結婚したそうな。

最後の大物独身芸能人、などと言われ、私生活もほとんど明かさない、というスタイルを貫いてきたわけで、相当親しい人以外は誰も気づかなかった(話していなかった)ようで、マスコミにもかなりの衝撃が走ったみたいです。

まあ、あと数年もこのままだったら「織田裕二はゲイ」「織田裕二はホモ」という噂がまことしやかに流れるようになっていたことでしょう(笑)。ただ、彼がホモだろうがゲイだろうが、あたしには関係ありませんが......。

マスコミ報道によれば、いまは新婚旅行中だとかで、相手は30歳の一般女性だそうですね。

織田裕二は42歳、相手は30歳ですか。ついついわが身に置き換えてしまうところが悲しいです。しかし、この年齢差、ちょうどよいのか離れているのか微妙ですね。いわゆる一回りですよね。確か、数年前に織田裕二って、TBS系のドラマで上野樹里と年の離れた夫婦役をやっていたような覚えがあります。(上野樹里の母親役の大竹しのぶが織田裕二の元カノという設定だった!)

彼は、ちょっと年の離れた奥さんをもらう運命にあったのでしょうか(笑)。

ところで、このニュースで出てきた「お相手は一般女性」という表現が気になります。いったい何をもって「一般」と「非一般(あるいは特殊?)」を区別するのでしょうか?

ごくごく普通に考えるに、ここで言う「一般」というのは「芸能人」に対して、「芸能人ではない人」という意味ですよね。で、「芸能人」というのはどこまでを指すのでしょうか。ボーダーは那辺になるでしょうか?

しばしばテレビに出ている人、という定義でよろしいでしょうか? 例えば、女子アナなどは「一般女性」とは呼ばれるのか、呼ばれないのか。たぶん呼ばれないでしょうね。

では、コメンテーターなどで情報番組に出ているような評論家、弁護士って「一般」ですか? ふつう評論家とか弁護士は「一般」でしょうけど、テレビにしばしば出ているような人は「非一般」になるような気がします。

女優だって、映画やテレビドラマを中心に活躍している人なら「非一般」なのでしょうけど、まったくテレビに出たこともなく、舞台中心に活動している女優さんだったら「一般」と呼ばれるのでしょうか? 宝塚や劇団四季クラスだと「非一般」かもしれませんが、小さな小さな劇団の役者だと「一般」ですよね?

うーん、このあたりの線引きが難しいですね。もしカリスマ書店員と呼ばれる方々が、しょっちゅうマスコミに登場するようになれば、彼らも「非一般」のカテゴリーに属するようになるのでしょうか?

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