2010年8月22日

女性は強くなりたい?

あたしの好きなタレントの一人、小松彩夏ちゃん。

お人形さんみたいカワイイと思いませんか? いや、実際に目の前に現われたら、ちょっと緊張して、ろくに話もできなくなっちゃうかも(笑)。

その彩夏ちゃん、本日のブログで、「強くならなきゃ。」というタイトルの記事を書いています。

彼女に何があったのかわかりませんが、記事には「もっともっと自分に自信がもてるように、自分を大好きなれるように、魅力的にならなきゃ。」という文章も見えます。

この記事を読んだときに、最初に思い出したのは、とある仲良しの書店員さんのことです。その書店員さんも、今年の初めの頃に営業で訪問した折、「今年の目標は強い女になるに決めました」と話してくれたのです。

あたしから見ると、仕事もしっかりやってるし、責任感もあって努力家で、ちょっとのことではへこたれない、下を向いているよりは前を向いて先へ進もうとするエネルギーというか意欲にあふれた書店員さんで、そのままで十分に強い女性だと思っていたので、この宣言を聞いたときはちょっと驚きを感じたものです。

しかし、今回、こういうブログなんかを読んでいますと、女性って誰もが「もっと強くなりたい」と思っているのだろうかと考えてしまいます。たった二人の事例というなかれ。決してありがちではないですけど、ドラマとか小説でも女性が「もっと強くなりたい」とつぶやいたり宣言したりすることってままありますね。

強くなりたいと思うということは、きっと自分のことを弱い人間だと思っているわけで、この場合の弱いというのは、たぶん、人生とかで迷っている、悩んでいることがあるのかな、それを上手く乗り越えられなくて、その乗り越えられない自分が歯がゆくて、不甲斐なくて、だからもっと強くなりたいと思うのではないかと、そう思うのです。


♪ もっと何倍も強くならなければ、私が私でいられるために ♪

人はみな、何かしら悩みを抱えて生きている、というありきたりなセリフが脳裏をよぎりますが、あたしみたいに悩み事もなく、のほほんと生きてきてしまった人間には、「強くなる」という気持ちはなく、そもそも自分が弱いとか、強くならなくちゃ、という考えすら思いつきません。

悩みか......

人生、悩むのはいいけれど、迷うのはよくない、と誰かに言われたような気がします。いや、悩みも迷いもないのが一番いいでしょ?

あたしって、よく人からも「悩み、無さそう」とよく言われます。


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