2010年8月20日

立川の......

日々、いろいろな(決まりきった?)書店を回っています。最近は、書店単独のお店というのは少なくて、ほとんどの本屋さんは、ショッピングモールとかデパートの中に立地しています。ですから、書店営業というのは、デパート巡りのような面もあります。

午後になると、デパートやショッピングモールをうろつくなんて、まるで有閑マダムのような感じです。いや、実際のところ、デパートの中を歩いていると、そういう奥さん連中ばかりが目につきます。あたしと同じようなサラリーマンを見かけても、それは業者の営業マン(←必ずしも書店営業ではないです)の場合がほとんどです。

で、そういったデパートとかですが、この数年はエコの意識が高まっているのか、昔に比べるとガンガンに冷房で店内を冷やしているところは減っている気がします。かつては、店内に足を一歩踏み入れただけで、ブルッと震えてしまうほど冷えていたお店も多かったような気がします。「これでは店員さんも体調を崩すよな、カーデガンを羽織っているのも納得!」と思ったものです。

それが、この数年はそこまで冷やしているデパートは少なく、ちょうどよい冷やし方のお店が多くなっているような気がします。もちろん、比較的多くの女性にとっては、これでもまだ冷やしすぎだと感じるのでしょうけど、外の暑さから店内に入ってきた人には多少強いくらいの冷房でないと冷房していると実感してもらえないのでは?

そういう理由なのでしょうか、デパートなどのエントランス・フロアは他の階に比べて若干冷房の設定温度が低いのではないかと感じます。実際は全館集中空調で同じ温度なのかも知れませんが、そのあたりの詳しい事情は知りません。フロアごとに温度を変えているのでしょうか?

だとしたら、フロアごとの混み具合を勘案して温度を変更することもやっているのでしょうかね? 話は変わりますが、新幹線に乗ると、日が当たる側と当たらない側では、1時間も乗っているとかなり体感温度が変わります。日向の側では、「もっと冷房の温度下げてよ」というくらい暑いです。ブラインドを閉めればよいのでしょうけど、折角の景色が見られないのもイヤですし......(汗)。

逆に日陰側ですと、乗った最初こそ上着を脱いでいますが、じきに寒くなって上着をまた着てしまいます。それでも、「もうちょっと温度、上げてくれないかな」という気持ちになるくらい冷えてきます。新幹線の一つの車両の中でそこまでの細かい設定は難しいのかも知れませんが、日向側の吹き出しと日陰側の吹き出しとで温度設定を変えることはできないものでしょうか? 日本の技術をもってすれば可能だと思うのですけど。

で、話は戻ってデパートです。

立川へ行きました。立川は駅周辺はデッキで繋がっているので、デパートなどのメイン・エントランスは2階であることが多いですが、北口にある伊勢丹、ここの2階はかなり冷やしていますね。あたしがこの夏に営業で回ったいろいろなデパートやショッピングセンターの中で、もっとも「かなり温度設定が低いなあ」と感じた店舗です。

決して、正面入り口などが大きく開けっ放しになっている、というわけではありません。ごくごくふつうのデパートです。でもここは、入った瞬間に、他よりも設定温度が低いことを感じます。

なぜなのでしょうか? それとも新宿など他の伊勢丹も、ちょっと冷房が強めなのでしょうか?

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