2010年8月16日

よく言われた

こんな記事がありました。

「第一印象と違う」と言われる人は、どう誤解されていたの?

あたしもこのように言われること、よくありました。より正確に言うならば、第一印象がものすごく「悪い」と言われてばかりでした。

第一印象が悪いと言うことは、裏を返せば、実はそれほど悪い人ではない、という意味でもありますが、まあ、確かに「最初は取っつきにくそうだったけど...」とはよく言われたセリフです。

で、記事に出てくる事例ですが......

・タバコ吸ってそう
これはないです。だって、「タバコが嫌い」って、公言して憚りませんから、あたしがタバコを吸わないということは、たいていの人がご存じのはず。むしろ、この流れで「意外」と言われるのは、あたしが生まれてこの方、タバコを吸ったことが一度もない、タバコをくわえたことすらない、と言った時です。「そこまで徹底してタバコが嫌いなの?」とはよく言われますが、その通りです。

・年齢が高そう
これは逆ですね。むしろ、若く見られることの方が多いです。でも決して「少年っぽさ」を残しているわけではなく、単に落ち着きがない、幼い、子供じみている、と言った方が正しいでしょう。

・まじめそう
これも、そう思われますが、「まじめ」というよりは「面白味に欠ける」と言った方がよいと思います。

・話しかけにくそう
そうそう、これです、このセリフ。よく言われます。どうも、人相も悪く、愛想もない。なので、話しかけにくいと思われるみたいです。

・クールじゃなかった
そもそも、クールとは思われたことがないので、これはないです。

・悪そうだけどかわいい
悪そうとは思われないですね。むしろまじめな顔して裏ではずるいことをしている、と思われがちです。

さて、あたしの場合、第一印象が悪いというのは自覚しています。もうここまで来たら直しようがありません。諦めています。

ただ、第一印象が悪いぶん、ちょっと親しくなると、意外と高評価になるのは嬉しい誤算です。でも、それ以上人と親しくなろうとは思いません。それ以上親しくなったら、化けの皮がはがれるからです。

あたしは、第一印象どおり、やはり性格の悪い、イヤなヤツだと自分でもよーくわかっています。ただ、そこは社会人ですから、それなりにうわべだけ取り繕って、それなりに「いい人」(←この単語、大嫌いです!)を演じることはできます。

もちろん、誰に対しても本性を表わさずに演じることは不可能で、時にはあたしの正体を鋭く見破っている人もいるようです。そういう人とはどうしても打ち解けません。というか、こちらも警戒してしまいます。

でも、今のところは、ほとんどの人にはあたしの正体もバレずに、うまいこと立ち回れているようです。

いや、そうじゃないな。

所詮、社会人のつきあいなんて仕事上のもの。別に相手がどんな人であろうと、迷惑をかけられずに、きちんとやるべき仕事をこなしてくれさえすればいいだけのこと。だから、あたしが本当はどんな性格かなんて、誰も知ったこっちゃないのでしょう。

だから、本当のあたしの性格を一番よく知っているあたし自身が、自分のこと一番嫌いなんですよね。こんなやつ、絶対友だちになんかなりたくない、異性だったら恋人になんかなれない、生理的に無理、と思っちゃいます。

読んだ感想を書く