高崎の絵本屋さん
昨日は、新宿の小田急百貨店で司修さんのトーク&サイン会でした。
はい、あたしの勤務先から出ている『戦争と美術と人間』にまつわるイベントです。司さんが戦争と美術にどうして関心を持つようになったのか、そういったことを中心にしたお話でしたが、デパートの中のトークイベントというのはかなり難がありますね。
まず、デパートというのは、ふだんは意識もしませんが、店内はずーっと音楽が流れているのです。それに催事場というか、催事スペースの一角でやっていたので、やはり周囲がざわつきます。これだけでもトークイベントには問題大アリなのに、さらに小田急百貨店はどうしても建物が古いからなのか、空調の吹き出しがうるさかったです。これでは肝心のトークも聞き取りづらくてたまりません。
そういった点が残念でした。
ところで、このトークイベント会場の隣では、三省堂さんが主催(?)の古本市が行われていました。ついつい面白そうな本を数冊買ってしまいました。会場は、いろいろな古本屋さんがそれぞれ出店しているのですが、寡聞にして聞いたことのない古本屋さんばかりでした。
そんな中、一軒、かわいらしい欧米の絵本を中心に並べているコーナーがありました。見ると、お店のカード(名刺大)が置いてあります。キュリオブックスとあり、場所は群馬県高崎とありました。
ウェブサイトを見ると、どうも通販専門で、店舗を構えている感じはなさそうですが、それともお店もあるのでしょうか?(ウェブサイトが今一つ散らかっている感がありますが......) 機械があれば行ってみたいです。
それにしても、絵本というのは心がなごみます。英語ならちょっとはわかりますが、ドイツ語やフランス語の本は全く意味不明です。それでも、絵を眺めているだけで楽しい気分になれますから、そこが魅力です。置いてあった名刺もかわいらしいデザインです。
ところで、ふと考えてみますと、あたし高崎って、行ったことあるかしら? そもそも群馬県って何がありましたっけ? という感じなのですが......(汗)
思い出しますと、もう十年以上前ですね、いとこの結婚式が高崎であって、あたしは出席したわけではないのですが、母や東京在住のおじさん、おばさんたちを乗せて車を出したことがあります。まあ、「アッシー」君です。今となっては、その結婚式の会場が高崎のどこだったのか、あるいは高崎ではなく前橋だったのか、そんなことすら覚えていないのですが、とにかく空っ風が似合う、殺風景な街という印象しかありませんでした。車で行ったので、高崎駅なり前橋駅といったターミナルを見ていないので、特にそんな印象を持っているのかもしれません。
そんな殺風景な街の印象しかないので、この素敵な、カワイイ絵本屋さんは、なんかちょっとミスマッチというか、違和感というか、新鮮というか、複雑な感情を呼び起こします。
そうだ、群馬といえば、先日亡くなった小松茂美先生とご一緒して法師温泉に行ったことがあります。JRのフルムーンのポスター(上原謙と高峰三枝子だった?)で有名な、一軒宿「長寿館」に泊まりました。歴史を感じさせる混浴のお風呂場がなかなか風情を感じさせてくれました。
紅葉のシーズンだったので、宿の周りの紅葉がとてもきれいだったのを覚えています。宿の先に滝があって、山の紅葉(赤・黄・緑)に、滝の白、空の青、それはそれはみごとな景色でした。風が吹くと落ち葉が舞う、その落ち葉が金色に光っていて、空から小判が降ってきているような感じでした。あんなきれいな景色、生まれてこの方、見たことがありませんでした。
群馬というと、あたしにはそれくらいの想い出しかありません。
はい、あたしの勤務先から出ている『戦争と美術と人間』にまつわるイベントです。司さんが戦争と美術にどうして関心を持つようになったのか、そういったことを中心にしたお話でしたが、デパートの中のトークイベントというのはかなり難がありますね。
まず、デパートというのは、ふだんは意識もしませんが、店内はずーっと音楽が流れているのです。それに催事場というか、催事スペースの一角でやっていたので、やはり周囲がざわつきます。これだけでもトークイベントには問題大アリなのに、さらに小田急百貨店はどうしても建物が古いからなのか、空調の吹き出しがうるさかったです。これでは肝心のトークも聞き取りづらくてたまりません。
そういった点が残念でした。
ところで、このトークイベント会場の隣では、三省堂さんが主催(?)の古本市が行われていました。ついつい面白そうな本を数冊買ってしまいました。会場は、いろいろな古本屋さんがそれぞれ出店しているのですが、寡聞にして聞いたことのない古本屋さんばかりでした。
そんな中、一軒、かわいらしい欧米の絵本を中心に並べているコーナーがありました。見ると、お店のカード(名刺大)が置いてあります。キュリオブックスとあり、場所は群馬県高崎とありました。
ウェブサイトを見ると、どうも通販専門で、店舗を構えている感じはなさそうですが、それともお店もあるのでしょうか?(ウェブサイトが今一つ散らかっている感がありますが......) 機械があれば行ってみたいです。
それにしても、絵本というのは心がなごみます。英語ならちょっとはわかりますが、ドイツ語やフランス語の本は全く意味不明です。それでも、絵を眺めているだけで楽しい気分になれますから、そこが魅力です。置いてあった名刺もかわいらしいデザインです。
ところで、ふと考えてみますと、あたし高崎って、行ったことあるかしら? そもそも群馬県って何がありましたっけ? という感じなのですが......(汗)
思い出しますと、もう十年以上前ですね、いとこの結婚式が高崎であって、あたしは出席したわけではないのですが、母や東京在住のおじさん、おばさんたちを乗せて車を出したことがあります。まあ、「アッシー」君です。今となっては、その結婚式の会場が高崎のどこだったのか、あるいは高崎ではなく前橋だったのか、そんなことすら覚えていないのですが、とにかく空っ風が似合う、殺風景な街という印象しかありませんでした。車で行ったので、高崎駅なり前橋駅といったターミナルを見ていないので、特にそんな印象を持っているのかもしれません。
そんな殺風景な街の印象しかないので、この素敵な、カワイイ絵本屋さんは、なんかちょっとミスマッチというか、違和感というか、新鮮というか、複雑な感情を呼び起こします。
そうだ、群馬といえば、先日亡くなった小松茂美先生とご一緒して法師温泉に行ったことがあります。JRのフルムーンのポスター(上原謙と高峰三枝子だった?)で有名な、一軒宿「長寿館」に泊まりました。歴史を感じさせる混浴のお風呂場がなかなか風情を感じさせてくれました。
紅葉のシーズンだったので、宿の周りの紅葉がとてもきれいだったのを覚えています。宿の先に滝があって、山の紅葉(赤・黄・緑)に、滝の白、空の青、それはそれはみごとな景色でした。風が吹くと落ち葉が舞う、その落ち葉が金色に光っていて、空から小判が降ってきているような感じでした。あんなきれいな景色、生まれてこの方、見たことがありませんでした。
群馬というと、あたしにはそれくらいの想い出しかありません。
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