2010年8月 7日

好意の互換性

朝日新聞別刷「be」で勝間和代が書いていましたが、好意の互換性って言葉。

心理学の本で読んで知っていましたが、どうしてもこの説は肯んじることが出来ません。

あたし自身は、それほど他人を嫌っているつもりはないのですが、昔から、小さい頃からクラスとかではあまり好かれていませんでしたし、むしろ嫌われていた部類に属してました。

なので、今さら「人は誰かに好かれると、その人に好意を持つ」と言われても、にわかには信じられない、というよりも頭から否定してしまいたくなります。

ただ、これも心理学の本で読みましたが、「人を好きにならなくては、人からも好かれにくい」ということだそうです。だとすれば、あたしが人から好かれないのは、あたしが実は人を好きにならないからだということになります。

うん、それは言えるかも知れないです。だって、他人は必ず裏切る、そう思ってますから。

今さら、あたしが人に好意を持たないから好かれないのか、それとも人に好かれないから好意を持てなくなったのか、その後先を議論しても詮無いことです。

現に、あたしの人生は人に好かれずに流れてきたという事実だけが確実なものです。

勝間和代に言わせれば、そういう生き方はとても大きな不利益をこうむっている、つまり人生で損をしているということになるのでしょう。それはそうかもしれません。でも、ここまで来てしまって、今さら損だ、得だと言われてもね。

中国古典では、「徳は得なり」という言葉があります。

やはり、人に好かれる人は、なにかと得をするように世の中は出来ているのですね。

ところで、その「be」では、先週号、今週号とiPadの特集記事がちょっと面白いです。iPadはいま買わなくても大丈夫、次、あるいはその次くらいのモデルまで待ってもよいのでは、と書いてあります。

あたしも仕事上、iPadとかの話になると、「iPhoneが、iPhone4へと進化したように、iPadもiPad3くらいが買い時、買い頃ではないか」と常々言ってます。大きさも、個人的にはカーナビくらいの大きさが、携帯用としてはよいのではないかと思ってます。

如何でしょう? それと、先頃発表された大日本印刷とドコモの提携。ドコモが年末か年明けにも出すという携帯書籍端末も気になります。

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