2010年8月 5日

ジレンマ

今年の東京は数年ぶりの猛暑です。ニュースでも連日のように熱中症で死亡した、というような報道がなされています。でもって、「できるだけ外出は控えて、水分を十分にとるように」とアナウンサーが注意を呼びかけています。それほど深刻な状況なのでしょう。

考えてみますと、あたしが子供の頃、熱中症って病気(症状?)はありませんでした。それほど涼しかった、現在よりは暑くなかったこともありますが、当時は日射病とか光化学スモッグが全盛で(←全盛という言い方もヘンですが...)、あたしの記憶をたどる限り、熱中症という単語は比較的最近耳にするようになった言葉です。

で、熱中症でも日射病でもどちらでも構わないのですが、とにかく水分を補給しましょうと言われます。本当なら、こまめに少量ずつ摂るのがよいのでしょう。それに、冷たいものではなく湯冷ましのようなもので摂るのがよいのでしょう。

でも、この暑さ。どうしたって冷たい、キンキンに冷やした麦茶とかスポーツドリンクを飲んでしまいますよね。でも、これが落とし穴なんです。

あたしって、小さい頃から、それこそ赤ん坊の頃からお腹が弱くて、すぐ腹を下していたんです。ですから、休みの日に家にいるときはともかく、ふだん学校や会社など外に出ているときは、あまり冷たいものは摂らないようにしているんです。

でも、やはり暑いじゃないですか。ニュースでも水分を補給しろと声高に言っているし、と思って自販機でジャスミン茶とかを買って飲むのですが、時にお腹の調子が悪くなってしまいます。この二、三日、ちょっと調子悪いです。夏風邪がお腹に来たとは思えません。だって、体調はすこぶる元気ですから。

暑いから冷たいものが飲みたい、でも冷たいものを飲むとお腹を壊してしまう......。なんというジレンマでしょう!

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