存在しない人
昨晩は、TBS系のバラエティ「スパモク !! 世界中の恐怖映像2010 こんな映像なぜ撮れた超コワい絶叫動画50!」を見ておりました。
ああいうの、好きです。心霊写真とか恐怖体験、ホラー映画や悪魔・悪霊といったたぐい、大好きです。だから、この手の番組は結構見てしまいます。
今回の映像、どう見たって「やらせ」でしょ、というものが混じっていましたが、ああやって恐がりな女性タレントをスタジオに集めて、キャーキャー言いながら怖い映像を見るのって楽しいものです。
あたしは基本的に悪霊とか悪魔って好きなんですよ。
何故かと言いますと、小中学校の頃、いじめられっ子、嫌われっ子だったことが原因です。周りから嫌われるので人間不信というか、人間なんて大嫌いだ、親切そうな顔していても次の瞬間には裏切るから信じられない、と思い詰め、いったんは「その点、動物はいいなあ」と思ったのです。でも、動物にだって感情があり、特に飼い犬や飼い猫はこちらの気分を読み取って態度を変えるじゃないですか。
「ああ、動物だって裏切ることがある、とてもじゃないけど信じられない」と思い、その結果「そうだ、悪魔とか悪霊なら、善悪を使い分けるなんて人間臭いことはせず、悪一筋、とても一途でこちらを裏切ることなんかないだろう」と思い至ったのです。あたしが悪魔とか悪霊とかを好きになったのはそれ以来です。
ただ、そうは言っても、あたしは決して霊感が強いわけでもなければ、それに類する体験をしたことがあるわけではありません。まったくもって、そういったこととは無縁に生きてきました。ところが、最近、そういった話をしていて、実はあたしは霊感があるタイプなのではと他人から指摘されました。それが本当なのかどうか、あたしはいまだに自分では霊感などない(←弱いではなく、ない!)と思っているのですが......
まず、これは霊感とは関係ないと思いますが、小学生のころから大学生の頃まで、あたしは時々予知夢と見ていました。予知夢って、心理学的には予知でもなんでもなく、類似の事例を見ただけだということですが、細部までまったく同じ映像が現実に起こるなんて、すべて心理学で説明できるのでしょうか?
あたしの場合、予知夢で見たのと同じ景色、場面が現実に現われると、現実世界が一瞬止まります。ほんの数秒、たぶん計れば1秒かそこらなんでしょうけど、止まります。そして止まっている間は白く光るように、世界から色彩が失われるのです。
そんな体験を小学校の頃から時々していたのです。大学生の頃までは、そうだったのですが、社会人になってからは予知夢は見ていないです。
その反動と言うわけではないのですが、この数年、たぶん1年か2年くらいのことですが、こんどはそこにいるはずのない人を見かけるようになりました。
電車に乗って吊革につかまっているときに、ふと脇の下あたりから首をニュッと出したおじさんがいたり、街を歩いていてぶつかりそうになりながらあたしの横を通り過ぎていったサラリーマンを見たり......
えっ、なんでこんなそばに人がいるの、とあたしが不思議に思う刹那、その人は消えているのです。もちろん遠くへ行ってしまっているわけではなく、そもそもそんな人がいないのです。先日も東京国際ブックフェアのセミナー会場で、あたしは壁際の席に座っていたのですが、あたしと壁との間の通路に、もちろんそこには椅子などないのですが、椅子に座った中年のおじさんがいました。「えっ、誰?」と思った瞬間に、そのおじさんは消えていましたが......
これらが薄ぼんやりと見えるのなら、何かの影かとも思うのですが、表情まではっきりと、それこそ顔のしわやほくろまではっきりと目に映るのです。もちろん知っている人ではありません。逢ったことのない人ばかりです。
いったい、これは何でしょう?
そういえば、よく夢には色がないと言われますが、あたしの場合夢もカラーが多いです。そして、かなり細かいところまで鮮明だったりします。ただ、その鮮明さも、家庭用ビデオカメラのモニター画面で撮影した映像を見ているような感じの鮮明さ(不鮮明さ?)なのです。
さてさて、あたしには果たして霊感があるのでしょうか?
ああいうの、好きです。心霊写真とか恐怖体験、ホラー映画や悪魔・悪霊といったたぐい、大好きです。だから、この手の番組は結構見てしまいます。
今回の映像、どう見たって「やらせ」でしょ、というものが混じっていましたが、ああやって恐がりな女性タレントをスタジオに集めて、キャーキャー言いながら怖い映像を見るのって楽しいものです。
あたしは基本的に悪霊とか悪魔って好きなんですよ。
何故かと言いますと、小中学校の頃、いじめられっ子、嫌われっ子だったことが原因です。周りから嫌われるので人間不信というか、人間なんて大嫌いだ、親切そうな顔していても次の瞬間には裏切るから信じられない、と思い詰め、いったんは「その点、動物はいいなあ」と思ったのです。でも、動物にだって感情があり、特に飼い犬や飼い猫はこちらの気分を読み取って態度を変えるじゃないですか。
「ああ、動物だって裏切ることがある、とてもじゃないけど信じられない」と思い、その結果「そうだ、悪魔とか悪霊なら、善悪を使い分けるなんて人間臭いことはせず、悪一筋、とても一途でこちらを裏切ることなんかないだろう」と思い至ったのです。あたしが悪魔とか悪霊とかを好きになったのはそれ以来です。
ただ、そうは言っても、あたしは決して霊感が強いわけでもなければ、それに類する体験をしたことがあるわけではありません。まったくもって、そういったこととは無縁に生きてきました。ところが、最近、そういった話をしていて、実はあたしは霊感があるタイプなのではと他人から指摘されました。それが本当なのかどうか、あたしはいまだに自分では霊感などない(←弱いではなく、ない!)と思っているのですが......
まず、これは霊感とは関係ないと思いますが、小学生のころから大学生の頃まで、あたしは時々予知夢と見ていました。予知夢って、心理学的には予知でもなんでもなく、類似の事例を見ただけだということですが、細部までまったく同じ映像が現実に起こるなんて、すべて心理学で説明できるのでしょうか?
あたしの場合、予知夢で見たのと同じ景色、場面が現実に現われると、現実世界が一瞬止まります。ほんの数秒、たぶん計れば1秒かそこらなんでしょうけど、止まります。そして止まっている間は白く光るように、世界から色彩が失われるのです。
そんな体験を小学校の頃から時々していたのです。大学生の頃までは、そうだったのですが、社会人になってからは予知夢は見ていないです。
その反動と言うわけではないのですが、この数年、たぶん1年か2年くらいのことですが、こんどはそこにいるはずのない人を見かけるようになりました。
電車に乗って吊革につかまっているときに、ふと脇の下あたりから首をニュッと出したおじさんがいたり、街を歩いていてぶつかりそうになりながらあたしの横を通り過ぎていったサラリーマンを見たり......
えっ、なんでこんなそばに人がいるの、とあたしが不思議に思う刹那、その人は消えているのです。もちろん遠くへ行ってしまっているわけではなく、そもそもそんな人がいないのです。先日も東京国際ブックフェアのセミナー会場で、あたしは壁際の席に座っていたのですが、あたしと壁との間の通路に、もちろんそこには椅子などないのですが、椅子に座った中年のおじさんがいました。「えっ、誰?」と思った瞬間に、そのおじさんは消えていましたが......
これらが薄ぼんやりと見えるのなら、何かの影かとも思うのですが、表情まではっきりと、それこそ顔のしわやほくろまではっきりと目に映るのです。もちろん知っている人ではありません。逢ったことのない人ばかりです。
いったい、これは何でしょう?
そういえば、よく夢には色がないと言われますが、あたしの場合夢もカラーが多いです。そして、かなり細かいところまで鮮明だったりします。ただ、その鮮明さも、家庭用ビデオカメラのモニター画面で撮影した映像を見ているような感じの鮮明さ(不鮮明さ?)なのです。
さてさて、あたしには果たして霊感があるのでしょうか?
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