2010年7月27日

不幸の影

今夕は通夜でした。

また、仕事関係の方の御尊父さまがお亡くなりになりました。

やはり、いまのあたしは不幸を背負っているのではないかという気がしてなりません。不幸を背負っていて、それで自分が不幸になるだけならよいのですが、それを周囲に及ぼしているのではないかと思うと、もちろんそんなことは科学的には証明できっこないので、気が咎めたりすることはありませんが、気になるものです。

お祓いしないとダメでしょうか? でも、もし、もしもですよ、他人に不幸をまき散らして、その結果自分が幸福になっているのだとしたら、どうなのでしょう? 世の中は持ちつ持たれつですから、こういう時期が人生の中にあってもいいのではないかと、ちょっと開き直りたくなる気持ちもなくはないです。

そんな風に、実はあたし、底意地が悪い人間なのですが、ご安心ください。昨今のあたしは全然幸福ではありません。周りに不幸をまき散らすのも、さもありなん、というくらい人生のどん底に落ち込んでいる気分です。

日本の景気の悪さなんてどうということもないくらい、あたしの心の景気はどん底です。そろそろ回復基調に乗って欲しいものです。

ところで、今宵の通夜の場所は朝霞でした。東上線の朝霞台駅から歩いて数分のところです。

って、あたしが学生時代に通っていた東洋大学朝霞校舎の敷地の中、みたいなところじゃないですか! それにしても、大学の周りもずいぶん変わりましたね。そして、それ以上に変わったのが朝霞台駅(東上線)、北朝霞駅(武蔵野線)の駅前です。こんなにも商店が増えているとは、これなら授業をサボっても時間をつぶせるところがあるじゃないですか!

あたしが学生時代は、周りに何もなくて、授業をサボってもいる場所がないから、来てしまったら最後、授業に出るしかない、という究極の勉学環境でした。それが今ではこんなに誘惑が多くなってしまって......

明治は遠く、ではなく、昭和は遠くなりにけり、ですね。

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