2010年7月24日

阿呆だらけ?

昨夕は、神楽坂にあります出版クラブで、出版梓会の懇親会がございました。あたくしは、今回が初めての参加でしたが、「ビールを飲む会」と呼ばれている催しだそうです。言ってみれば、暑気払いでしょうか? しかし、夕方とはいえ、神楽坂まで出かけてくることが一番の難儀、暑気払いをしに暑いに思いをするというのは、なんか自己矛盾というか、自家撞着な気がします。

さて、懇親会は大盛況で、会場は暑く(←クーラーもフル稼働してたはず)、酸素も薄くなりがちでした。各社、どちらかといえばお偉方というのでしょうか、比較的参加者の年齢が高いので、食事に手をつけるよりは、とにかく飲むという人が多かったみたいです。なので、あたくしは、それなりに食事も堪能いたしました。

ところで、昨日の神楽坂は阿波踊り祭りだったのですね。

まあ、若いカップルが浴衣姿でお手々つないで闊歩してました。忌々しいです(笑)。歩道は見物客でごった返し、飯田橋の駅へ向かうのも一苦労でした。

そんな喧噪をくぐり抜け、たどり着いた最寄り駅・JR中央線の武蔵小金井は、こちらも昨晩は阿波踊りです。神楽坂が第38回となっていましたが、小金井は第32回。どちらも似たような歴史を持っているのですね。

駅前で阿波踊りをやっているということは、いつものバス停が移動を余儀なくされているということで、ふだんなら改札を出て比較的近いところにあるバス停が、かなり遠くなってしまいました。夜とはいえ、まだまだ暑いのに、長い距離を歩かせるなんて......(涙)。

それにしても、あたしはこのダイアリーで何度も書いていますが、こういったお祭り、苦手です。人混みがイヤだというのと、何が面白いのかわからない、というのが理由です。愚痴っぽくなりますが、昔から一緒にお祭りを見に行くような友人も皆無でしたし、そもそもあたしが子供の頃すんでいた地区には、こういったお祭りというものがありませんでした。

それに、本当に地域の伝統に根ざした、神事としてのお祭りなら興味はありますが、昨今のただ、集まって騒ぐだけのお祭りは、やはり好きになれないですね。

阿波踊りでトランス状態になっている人を見ると、「ああ、本当に阿呆なんだなあ」と思います。だから、あたしはできるだけ見ないで帰りました。


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