とある小倉日記(5)
うだうだと書いてきた「とある小倉日記」も、もうこのあたりで終わりにしたいと思います。
研修旅行最終日に小倉城を見学したのですが、これはあくまで私的な行動です。出発までの時間に多少の余裕があったことと、ホテルからお城まで歩いて15分程度の距離だったということも幸いしました。
より大きな地図で 2010YA出版会(山口・北九州研修) を表示
この小倉城の城内、と言ってよいのでしょうね、そこに松本清張記念館があります。上に書いたように、出発前の朝の空き時間に訪れたので、小倉城の天守閣も松本清張記念館もまだ開館していませんでした。出版社の人間がせっかく小倉へ来たのですから松本清張記念館くらいは立ち寄りたいところですが、ヤングアダルト出版会ではちょっと方向性が異なりますかね?
そう言えば、山口では泊まったホテルのすぐ前に、中原中也記念館があったのですが、これも立ち寄らずじまいでした......(涙)。
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これもスケジュールの都合上、やむを得ませんでしたけど、残念と言えば残念でした。
閑話休題。
今回の研修旅行、三回の研修会はどれも実り多いものでしたけど、その場では解決しないことも多々あったはずです。そして、参加してくださった学校の先生、図書館の司書の方、そして書店員の方々が、忙しい中、時間をやりくりしてわざわざこういう研修会に参加してくださった本音はと言えば、「この機会に出版社に要望や文句をぶつけよう」という気持ちもあると思いますし、「なにか棚作りのヒントやノウハウを教えて欲しい」という気持ちもあったのだと思います。
でも、つまるところ、何が知りたかったのかと言えば、情報だったと思います。それは、新刊情報でもあり、棚作りに関する知恵であり、他の学校や図書館、書店はどんなことをしているのだろうか、ということだったと思います。
あたしたち出版会は毎年のように全国各地にお邪魔して、こういった研修会を行なっていますから、それなりに全国の様子、取り組みとか工夫とか、そういったものを知りうる立場にあります。そういったこちらが持っているもの、先方が最も欲しているもの、そういったものを十分に研修会で提供できたのでしょうか? あたしにはちょっと疑問が残ります。
もちろん、意見交換、質疑応答の中で、こちら側はこれまでの経験などに鑑みて知っている知識を披瀝しているつもりですが、それはあくまで部分的なものであって、折角毎年いろいろなところへ行っているのに、その知見を広めることができているのだろうか、そんな思いを強く持ちました。
せめて先生方や司書の方には、今回の研修で名刺交換をさせてもらったわけですから、何か聞きたいことがあれば遠慮なくご連絡をいただければと、そう思います。そして、こちらももう少し組織的にこれまでの研修で培った知恵というかノウハウを再提供できればと思います。
研修旅行最終日に小倉城を見学したのですが、これはあくまで私的な行動です。出発までの時間に多少の余裕があったことと、ホテルからお城まで歩いて15分程度の距離だったということも幸いしました。
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この小倉城の城内、と言ってよいのでしょうね、そこに松本清張記念館があります。上に書いたように、出発前の朝の空き時間に訪れたので、小倉城の天守閣も松本清張記念館もまだ開館していませんでした。出版社の人間がせっかく小倉へ来たのですから松本清張記念館くらいは立ち寄りたいところですが、ヤングアダルト出版会ではちょっと方向性が異なりますかね?
そう言えば、山口では泊まったホテルのすぐ前に、中原中也記念館があったのですが、これも立ち寄らずじまいでした......(涙)。
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これもスケジュールの都合上、やむを得ませんでしたけど、残念と言えば残念でした。
閑話休題。
今回の研修旅行、三回の研修会はどれも実り多いものでしたけど、その場では解決しないことも多々あったはずです。そして、参加してくださった学校の先生、図書館の司書の方、そして書店員の方々が、忙しい中、時間をやりくりしてわざわざこういう研修会に参加してくださった本音はと言えば、「この機会に出版社に要望や文句をぶつけよう」という気持ちもあると思いますし、「なにか棚作りのヒントやノウハウを教えて欲しい」という気持ちもあったのだと思います。
でも、つまるところ、何が知りたかったのかと言えば、情報だったと思います。それは、新刊情報でもあり、棚作りに関する知恵であり、他の学校や図書館、書店はどんなことをしているのだろうか、ということだったと思います。
あたしたち出版会は毎年のように全国各地にお邪魔して、こういった研修会を行なっていますから、それなりに全国の様子、取り組みとか工夫とか、そういったものを知りうる立場にあります。そういったこちらが持っているもの、先方が最も欲しているもの、そういったものを十分に研修会で提供できたのでしょうか? あたしにはちょっと疑問が残ります。
もちろん、意見交換、質疑応答の中で、こちら側はこれまでの経験などに鑑みて知っている知識を披瀝しているつもりですが、それはあくまで部分的なものであって、折角毎年いろいろなところへ行っているのに、その知見を広めることができているのだろうか、そんな思いを強く持ちました。
せめて先生方や司書の方には、今回の研修で名刺交換をさせてもらったわけですから、何か聞きたいことがあれば遠慮なくご連絡をいただければと、そう思います。そして、こちらももう少し組織的にこれまでの研修で培った知恵というかノウハウを再提供できればと思います。
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