2010年7月11日

ブックフェア終了

今日が最終日の東京国際ブックフェア。今日もあたしの勤務先のブースでは担当者が鋭意本を売ってくれているのでしょう。いや、まだこの時間(朝の7時半!)だと会場は閉まってますかね? 開場はは確か10時のはずです。

でも、あたしにとってのブックフェアは終わりました。

今回のブックフェア、例年ですと水曜日の準備・設営と、あと二日くらいはブース当番があったりして会場に行くのですが、今回は準備日がヤングアダルト出版会の研修旅行に重なったため不参加、木・金も出張明けの仕事がたまっていて当番を外してもらい(←たぶん、部長がそのように気を利かせてくれたのだと思います)、当番は昨日の一日のみでした。

なので、昨日、会場を後にした時点で、あたしの東京国際ブックフェアは終わったのです。公式発表は知りませんが、天気もよく、かなり混雑していました。例年、土曜日が一番の賑わいですが、今年はそれ以上の人出になったのではないでしょうか?

ちなみに、ブックフェアは木・金が業界関係者のみ公開で、土・日が一般公開日ということになっています。でも、木・金から本好きは押し寄せていますし、土・日にふらっと現われる業界の方も大勢います。曜日での区分けが、ほぼ有名無実になっているようですが、それでいいのでしょうか?

この区分けが厳密に行なわれるのであれば、木・金のブース当番は、やはりふだん書店を回っているあたしたち営業の人間が立つべきでしょう。そうすれば、来てくれた書店さんともいろいろ打ち合わせなり商談なりができますから。逆に読者の方がお客の主体となる土・日は編集の人間がブース当番に入った方が、より仕事への好影響も期待できると思います。読者から直接本に対する感想を聞いたり、読者がどんな本を欲しているのか肌で実感できるのではないでしょうか?

いや、まあ、これは建前です。現実には既に書きましたように、木・金と土・日の来場者の違いってほとんどなく、それ以上に、そもそも書店の人が会場に来てないです!

別にあたしは会場に来ない業界の人に文句を言いたいのではありません。出展していない出版社の方がはるかに多いブックフェアなのですから、業界を挙げての一大イベントのわけがありません。ネグレクトしたって仕方ないでしょう。

もちろん、毎年一回は顔を出していますというかたも大勢いるようですが、少なくともあたしがふだん回っている書店員さんで、この会場であったことがある人は数えるほどです。ただ意外と多いのが取次の人であったりします。

というわけで昨日ですが、ワークショップとかセミナーイベントなどもあったからでしょうか、何人か知っている書店の方にお逢いしました。例年より多いということもなければ、少ないということもない数です。正直に言ってしまえば、あれだけの来場者がありながら、これっぽっちなの(?)と言えなくもない数です。もしかすると、やはり木・金の方が書店や業界の方の来場は多かったのでしょうか? とはいえ、あたしの知っている方が多かったとは限りませんが......

ただ、あたし自身、他人を覚えない人間なので、もしかしたら知り合いに会っているのにわかっていない、認識していないだけなのかも知れませんが......(汗)



そうそう、ブックフェアも終わりですが、碧野圭さんの「めざせ!書店営業100店舗」も無事、100店舗の訪問が終わったようですね。お疲れ様でした。この報告集(?)、あたしも担当している書店がしばしば登場していたので、時々拝見、拝読しておりましたが、書店員さんの別な一面が見られて楽しかったです。100などと言わずに、エンドレスで続けて欲しいものです。

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