2010年6月29日

ゼロ年代

書店回りの途次、人文担当の方との会話で出た話題です。

最近は、あっちこっちの書店で「ゼロ年代」をテーマにしたフェアや棚展開をしています。各書店で担当者の方が工夫を凝らした並べ方、選書で腕を競っているのは見ていて楽しいものです。

で、そんな話をしていて、100年前のゼロ年代って、どうだったんだろう(?)ということです。

100年前のゼロ年代、日本史で言えば日清、日露戦争のころですよね? 1900念にニーチェが死んだので、ポスト・ニーチェでもあります。もう少しすれば、ロシアで共産主義革命が起きるわけですし、まとめようによっては、現在のゼロ年代よりも面白いフェアができるのではないか、そういう話で盛り上がりました。

いずれにせよ、ゼロ年代というのは世紀末を乗り越えて、なんかホッとしたというか、一皮向けた感が時代の空気としてあるのでしょうか?

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