2010年5月29日

ちょっぴり嫉妬する未読の山

少し前に、書店営業の途次に見つけ、パラパラとめくって面白そうだなあと思ったので購入した(まだ読んでないんですけど......)本に、『四十九日のレシピ』があります。

そうしたら、今週は回っている書店で、どこもお店の目立つ場所に並んでいるではないですか! うん、売れ始めているんだ、とあたしもわがことのようにちょっぴり嬉しくなりましたが、知り合いの書店員さんに聞いたら、「ああ、先週のブランチで取り上げられたらしくて、そしたら急に売れ始めて......」とのこと。

うーん、ブランチ、やはりいまだに影響力があるんですね。自分が見つけたんだと有頂天になっていたわけではありませんが、ちょっと悔しくもあります。って、これは、テレビ番組に嫉妬していることなのでしょうか? こんなことなら、さっさと読んで、ブランチよりも先に周囲の人に宣伝しているんだった。

いや、そんなことで張り合うなんてくだらない。別に、早く気づこうと遅く気づこうと、自分が読みたいなと思った本を読めばいいんだし、面白い本だったら、たとえ数十年前の本だって、自信をもって人に薦めればいいのよね。

そうそう、書店で、と言えば、吉祥寺の啓文堂書店さんで、折原みとさんのサイン会があるそうです。『乙女の花束』を買った身としては(←実はこれも未読......汗)、行かねばなりません!

嗚呼、『春狂い』も買ったまま未読だわ。

未読だらけで困りますが、ようやくこれまで読んでいた本が一段落したので、心置きなく読めそうです(嬉)。

【追伸】書きながら「まだ未読」とタイプしそうになりました。「未」に「まだ」という意味がありますから、「まだ未読」は日本語として間違っていますよね?

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