2010年5月 5日

結婚の才能

結婚の才能』読了。

いろいろなエピソードと、著者自身の意見がランダムに(←あたしには、そう感じられました)取り上げられているので、議論の起承転結というか、仮定、推論、証明、結論といったメリハリがわかりにくかったです。

でも、各章ごとの内容はわかりやすく、エピソードも面白く、著者の指摘もうなずけるものばかりです。

改めて理解できたのは、恋愛と結婚は別物だということではなく、恋愛と結婚には全く異なる才能が必要であるということ。

これも、薄々わかっていたと言えばそうなのかもしれませんが、あたしみたいに恋愛もしたことない人間には、それを分けて考えるということがどうも苦手です。恋愛の延長に結婚があるという妄想に、いまだにとりつかれているのかもしれません。

結局のところ、読めば読むほど、身の程をわきまえて、もう恋愛も結婚も諦めなさい、と言われているような気がしてきました(涙)。

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