2010年4月16日

お陰様でほぼ完売

タイトルだけを見て、「1Q84」だと思いましたか? あたしの勤務先は関係ありません。

それにしても、今朝5時のニュースでも取り上げられていましたが、昨晩というのか、とにかく夜中の12時から売り始めたところ(青山ブックセンターとか)もあったみたいですね。まるでかつての「Windows2000」や「Wii」「PlayStation」などの発売の時みたいです。

朝日新聞で幻冬舎の社長が言ってましたが、「書籍がファッションになった」というのは、正しい指摘だと思います。

さて、本題。

井上ひさしさんの逝去を受けて、『井上ひさし伝』の注文がちょこちょこと入り、昨日でほぼ品切となりました。大型店などでは、今回のこととは関係なく以前から在庫していたお店もあるかと思いますが、そもそもが2001年に出た本ですから、ほとんど書店の店頭からは消えていたと思われます。

あたしの勤務先でも、残り僅かと言うには少し多い程度の在庫を持っていたのですが、チラシを作って書店に案内したところ、ポツポツと注文が入りまして、見事「ほぼ完売」となったわけであります。

たぶん、重版はしないでしょう。とりあえずは返品待ちとなりますが、書店によっては「井上ひさしさん追悼コーナー」を設けているところもあるでしょうから、わざわざこのタイミングで返品する書店も少ないと思います。

となると、「在婚僅少」とは名ばかりで、事実上の「品切」ですね(汗)。

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