2010年4月14日

こんどは本当の話です

先日のエイプリルフールの退職ダイアリーは、その名のとおり、エイプリルフールの嘘でしたが、今回書くことは本当のことです。

あたしの勤務先、書店営業を担当しているのは現在5人です。そのうちの一人が来月退職になります。まだ、あと4人もいるなら十分じゃないか、と言われそうですが、はい、確かに少人数の出版社が多いこの業界、営業は一人、あるいは二人というところもざらですから、うちなどはかなり恵まれた方だということはわかっております。

別にあたしは、人数が足りないとか、そういう不満を書きたいのではありません。

そうではなくて、営業(外回り)が一人減るので、来月から順次、これまでの担当地区が変更になるということが書きたいのです。

先日、外回り部隊の者で話し合いをしました。辞める人が現在受け持っている地域を誰かが引き継がないとならないわけですが、ただ単に右から左へ移すというわけにもいきません。こう言ってはなんですが、面積で均等に割っても、その中にどれだけの書店があるか、大規模書店があるのか、中規模な書店があるのか、そういったいろいろな条件がありますので、そういった条件を吟味して、皆で地域を区分けし直したのです。

で、今回は、かなり担当地区が代わります。今すぐ、明日からということではなく、まあ、5月から順次、前任者と後任者で相談しながら引き継ぎをして代わっていきます。やはり両者で挨拶に行かないとならないお店もありますが、場合によってはいきなり「今月から私に担当代わりました!」と言う場合もあるかと思います。

なので、ひとまず、これまであたしが担当していた書店員さんには、この場を借りて、これまでお世話になったお礼を述べ、担当変更の挨拶とさせていただきます。

もちろん、書店員さんのすべてがこのダイアリーを読んでいるとは限りませんし、むしろ、こんなダイアリーを読んでくれているのは、たぶん数名だと思います。

となると、ほとんどすべての方に直接挨拶も出来ずに担当変更になるかもしれませんが、そのあたりはご寛恕を乞う次第です。

ちなみに今回の地域変更、都内近郊だけではなく、全国のブロックごとのエリアの見直しも併せて行なったのですが、幸い京都・大阪という担当地区は変更なく、あたしの場合、代わるのは都内の地域だけになります。

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