2010年4月11日

非日常

この時期は、テレビ番組の改編期で、毎日のように特番が放送されています。この特番が面白くない、ということは以前にもこのダイアリーで書いたような気もしますが、本当に相変わらず面白いと言える番組が見当たりません。

でもまあ、個人の好みもあるでしょうから、面白い面白くないはひとまずおくとして、もう少し番組本数を減らせないものでしょうか? つまり、言いたいことは「特番なんかやめて、さっさと連続ドラマなどのレギュラー番組を放送してよ」ということです。

この時期、特番の合間とか、CMの合間に、これから始まる連続ドラマの予告編が流れたり、各局とも出演者がいろいろな番組に出ては番宣を行なっています。中には<予習>を謳う番組(これも特番?)すらあります。

どの番組も、なかなか面白そうで、その時は「よし、見よう」という気になります。

が、毎度見ていて思うのです。

だったら、そのドラマをさっさと放送始めてよ、て。

たいていのドラマは、この手の番宣を見た翌々週くらいからの放送開始です。それでは「見たい」と思ったこちらの熱気も冷めてしまいます。なんでテレビ局は、あんな無駄なというか、もったいつけたことをするのでしょうか?

ドラマの放送前に面白い特番が次から次へと放送されるのならまだしも、見てもつまらないものばかりを毎日毎日放送されたのでは、見たいと思っていたドラマも見る気が失せます。

ただ、思いました。

世の中にはドラマは嫌いだけど、こういう特番は好き、という人も大勢いるんだろうなあ、と。

ドラマが日常だとすると、特番は非日常。たぶん、特番好きな人って、お祭りとかイベントとかに出かけていくのも大好きな人なのではないでしょうか?

あたしは、根っからの「日常」派です。正月だっていつも通りの生活リズムを変えないタイプですから筋金入りです。お盆やゴールデンウイークに出かけるようなことも基本的には致しません。お祭りは好きではないです。

たぶん、こういう性格だから、いつもとリズムの違う特番があまり好きではなく、いつものリズムで見られるからドラマは好きなのかもしれません。

ふと、そう思いました。

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