2010年4月10日

週刊文春(4/15号)

数日前に発売された「週刊文春」の4月15日号ですが、書籍紹介のコーナーで『現代中国女工哀史』が紹介されております。紹介者はなんと、星野博美さん!



このジャンルで星野博美さんなら、かなりの反響が期待できます。

が、しかし、今回ここで紹介したいのはこれではなくて、同じく「週刊文春」の69ページ、堀井憲一郎さんの「ホリイのずんずん調査」です。

今回のお題は「カタカナのままでいいじゃない」で、『ライ麦畑でつかまえて』と『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の訳語の違い、主にカタカタ語について比較していらっしゃいます。

つまりは、旧訳である野崎孝訳『ライ麦畑でつかまえて』は、原文にあるいろいろな単語をいちいち和訳しているのに対し、新訳・村上春樹訳『キャッチャー・イン・ザ・ライ』では、カタカナのまま(原語のまま?)使っている場合が多いとのこと。

実例については、文春をご覧いただくとして、なかなか面白い考察でした。

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