2010年4月 9日

週末のご予定は?

だいぶ前に、ウェブから資料請求をしたからなのですが、結婚相手紹介サービス会社から、時折、DMやらメールなどが届きます。

先方の担当が代わったからなのか、こういう季節だからなのか知りませんが、とある一社からは、このところ頻繁にメールが届きます。ほとんどが、無料相談会へのお誘いです。「週末のご予定はいかがですか」という書き出しで、「ぜひ一度、ご相談にいらしてください。お待ちしております」といった文言で終わっています。

この手のお誘い、休みはほとんど家から一歩も外へ出ないことが多いあたしとしては、「予定」なんてないですから、都合が悪いわけないんです(汗)。

それに、一度くらい専門家のカウンセリングを受けるというか、話を聞くというのも悪くはないと思っています。否、むしろ興味津々、かなり食指が動いております。

しかし、この手の「無料相談会」ってのが曲者です。怪しいです。結局最後には高くつくのではないでしょうか? まさか、本物かニセモノかわからない壺を買わせられることはないと思いますが、以前送られてきたパンフレットなどを見ても、この手の結婚相手紹介会社の費用って、入会金や月会費など、意外とバカになりません。

もちろんコースによって値段も高下があり、会社によってずいぶんと異なります。お互いに「これで一生の伴侶が得られるなら安いものです」とか、「安いところは信用できませんよ」といった、この手の会社の謳い文句(中傷合戦?)もよく聞きますが、とにもかくにも、先立つものは金なわけです。

どんなに安いコースでも、それなりの費用です。いまのあたしやわが家の財政状況では、とても出せる金額ではありません。一か月で相手が見つかって退会できればまだしも、ずるずると半年や一年たってしまったら、いったいいくらドブに捨てることになるのでしょう?

いえいえ、ドブに捨てるなんて表現はよくありませんね。失礼しました。

でも、あたしみたいに、ウマの合う人、気の合う人に出会ったことがない人間が、いくら数多くの会員の中から条件に合う人をマッチングしてくれたからといって、合う人に出会えるのでしょうか? そもそも条件というのからして、よくわかりません。

ウェブなどで、マッチングのデモみたいなことも出来ますが、自分のことを答えて記入していく部分はまだわかります。でも、それらが終わった後に、ほぼすべてのサイト・会社では続いて相手に求める条件を答えさせるわけです。それがわからないんです。

例えば身長などは、自分よりは低い方がいいなあ、程度の条件は挙げられます。でも、自宅か一人暮らしか、年収は、最終学歴は、なんてどれも考えたことすらありません。定職に就いているか、無職か、アルバイトかってことすら考えていませんので、そういうことを聞かれても困るのです。

案外、こういった定見定まらないところが、結婚できない理由なのかもしれません。

あたしが、あえて挙げる条件としたら、あたしのことを好きになってくれる人、ってことでしょうか? 子どもの頃から、クラスで好かれない人生を歩んできた人間には、この部分が、ものすごく大事です。

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