2010年3月31日

第一印象

ミクシィに載っていたコラム記事です。書き出しはこんな感じです。
3月27日土曜日の日経プラスワン1面に第一印象についての記事がありました。「自信がある」と答えた人が48%、「自信がない」と答えた人が52%とほ ぼ拮抗(きっこう)したようです。入社、入学、転勤、転部など初対面のあいさつを交える機会が増えるこの時期に、自分の第一印象について考えてみてはいか がでしょうか。
ふむふむ。この時季になりますと、毎年のようにこの手のコラムが載りますね。新聞や週刊誌でも似たような特集記事が出ていたりします。やはり、新社会人、第一印象が大切なのでしょう。

あたしは、第一印象が悪いようです。昔からよく言われます。

高校時代、生徒会や文化祭の委員とかをやってましたが、同級生や後輩と一緒に何人かで話をしているとき、後輩からの先輩評と言うほど深刻なものではありませんが、先輩がどんな風に見えるかという話題になり、あたしはその時、最初はとても取っつきにくい人に思えたと言われました。

やっぱりね、あたしって第一印象で人を魅了するタイプではないんですね。まあ、それはわかってましたけど、実際に言われると多少のショックです。

でも、裏を返せば、最初こそ取っつきが悪いけれど、ちょっと親しくなれば全然そんなことはなかったと、その後輩たちは必死にフォローしてくれましたが、まあ、第一印象が多少は緩和されたというか中和される部分はあるのかもしれません。

あたし自身もそこまでは自覚があります。上に書いたように、第一印象の悪さは如何ともしがたいのですが、ちょっと親しくなってもらえれば、そんなに印象悪いわけではないと思ってもらえる自信はあります。

でも、そこから先が肝心なのです。

あたしの場合、たぶん、そのくらいの表面的な親しさ、仲の良さで止めておけば、まあ、そこそこいい人だよね、で完結すると思うのですが、それ以上親しくなると、「なんだ、あいつ、嫌なヤツだなあ」と思われてしまうのです。

小学生や中学生くらいまでは、他人に対してどこまで自分をさらしてよいのかまだ学習できていないので、そういう部分まで見せてしまっていたがために嫌われっ子、いじめられっ子になってしまっていたと思います。

ある程度年齢を重ねてきたこの数十年は、そのあたりの調整と言いますか、距離感もうまくとれるようになったので(たぶん?)、あまり他人と必要以上に親しくならずに、ほどほどの距離感をもってつきあえるようになり、世間的にはそこそこの好印象を残せるようになってきました。いわゆる、ビジネスライク、ということでしょうか。

これが大人になるということ、社会人になるということなのでしょう。

そのぶん、一定距離以上に親しくなる人というのは皆無ですが......

ところで、先の新聞記事によれば、第一印象をよくする5か条があるそうで、
1.歩幅を広げて歩く
2.大きな明るい声であいさつする
3.相手の話を聞くときは唇の両端(口角)の筋肉を上げる
4.楽しい時、面白い時はよく笑う
5.会話の際は相手の目をきちんと見る
とあります。

そして、その前提には
これらは、「TPOに合わせた清潔な服装を心掛けていることが前提である」とあります。つまり、服装や髪型が乱れていたり、場にそぐわない奇をてらうメガ ネやスタイルであったりすることで、せっかくの表現における努力が水の泡にもなりかねないということです
ということがあるそうです。

ううっ、耳が痛い!



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