2010年3月25日

夜間押しボタン式

近所の横断歩道の信号機に「夜間押しボタン式」という表示があります。誰でもどこでも見る標識ではないかと思いますが、時々ふと疑問に思うことがあります。

「夜間押しボタン式」というのは、読んで字のごとく、夜間はボタンを押さないと、この信号は半永久的に赤にはなりませんよ、つまり歩行者側からすればボタンを押さない限り信号が青に切り替わらない、つまり渡れない、という意味です。

夜間は歩行者の横断も少なく、定期的に信号が切り替わる方が、車のスムーズな進行を妨げるから、歩行者がいるときだけボタンを押してもらって(自動車側の)信号を赤にしましょう、ということなので、これはこれで十分合理的な方式だと思います。

その代わり、昼間は、それなりに歩行者の横断もあるから、いちいちボタンを押さなくても一定時間ごとに信号が変わるようになっています、ということでもあります。

ところが、あたしの感覚からすると、うちの近所にある信号機、昼間だって歩行者の横断はそれほどでもないんです。なので、横断する歩行者がいないのに車が止められるのは、いたずらに渋滞を増やすだけで意味がなく、昼間も押しボタン式にした方がよいのではないかと思います。

考えてみますと、例えば十字路の交差点で、信号が青になっている時間、どちらの信号も同じ時間である必要はないんですよね? 車の交通量に準じて、一方は青が長く、一方は短くの方がスムーズな車の流れを作れる場合だってあるはずです。

でも、得てして、そういうところに無頓着な信号が多いもので、近所の「夜間押しボタン式も」同様の事例だと思います。いったい誰がこういうことを決めている、管理しているのでしょうか?

読んだ感想を書く