2010年3月23日

開花宣言

東京は桜の開花宣言が出されました。平年より6日早いそうです。なんか、いつもの年より、ものすごーく早い印象がありますが、昨年よりは一日遅いそうです。あら、そうなんですか、知りませんでした。

桜は散り際が美しい......

あたしは、そう思います。

世間一般では桜と言えば春、出逢いの季節、期待に胸を膨らませる季節、という印象なのでしょうか? やはり入学式と桜、ですかね?

でも、あたしの場合、桜は入学式よりも卒業式にこそふさわしいと思います。桜は別れを表わしていると感じます。それも単なる別れではなく、金輪際逢うことのない永遠の別れ、そんな印象すら覚えます。

別に何かトラウマがあるわけではありません。そもそも少し前に書いたように、卒業それ自体に想い出も記憶もないあたしですから、そんなトラウマなど残るはずもないんです。

ただ単に、桜が咲いたと喜んでいる世間に対して、ちょっと冷めた目で、咲いてる桜よりも散る桜の方が心に響くじゃない、そう思うだけなんですけど......

それにしても、あたしの人生の開花宣言はいつ発表になるのか、もしかしたら、咲かずに立ち枯れしてしまうのか......

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