2010年3月21日

ブラッディ・マンティ2

昨晩の放送が最終回だったTBS系のドラマ「ブラッディ・マンディ2」、前回のシリーズも見ていましたが、今回のシーズン2の方が見応えが落ちたような気がします。

前回のウィルスによるテロは、オウム事件などもあって、それなりにインパクトhがありましたが、今回の核兵器となると、そもそもどうやったら日本に持ち込めるのか、というところで無理を感じてしまいます。

いろいろあげつらっては出演者の方やスタッフに悪いですし、これ以外のドラマだって似たり寄ったりなわけですから不公平のそしりを免れないかもしれないのですが......

まず、主人公・藤丸の妹、シーズン1の時もそうでしたが、警察の警備や保護があるのにそれでも襲われたりしてますよね。彼女自身の勝手な行動もあるのですが、もう少し関係者の家族に対する警備って厳重にしないとならないのではないでしょうか?

同じことが、サート・アイのメンバー澤北美姫の子供が誘拐されたことにも言えます。テロリストを相手に仕事をしているわけですから(もちろん世間的には秘密でしょうけど)、その家族や友人というのはしっかり警備対象に入っていないと、本人は安心して仕事に専念できないと思います。今回も息子を人質に取られたがためにテロリストに情報を漏洩するという、ある意味ものすごくチープな裏切りが起きてしまったわけです。

同様に、結局藤丸を上回るハッカー・スパイダーの正体が医師の倉野理沙だったのですが、そもそもこういう特殊な任務にこんな若い医者を使うのかという疑問はさておき、本人の身辺調査くらいしていなかったのでしょうか? していたら要注意人物として、今回のような任務に抜擢されることはなかったはずです。特に最終回でJとの関わりが暴露されましたが、二年前にJと接触していたということも身辺調査を徹底的にやっていればわかったはずだと思うのですけど......

なんか、国家を揺るがすテロリスト相手の部門なのに、このようにわきが甘くて大丈夫か、結局はファルコンのハッキングに頼ってるだけじゃない、となってしまっているのが最大のウィークポイントだったような......

それと、時間帯と試聴対象が関わるのでしょうけど、吉瀬美智子のような登場人物を使うテロ、スパイものであれば、もっとお色気シーン、はっきり言ってしまえばHなシーンがあってしかるべきなのでしょうけど、そういうのはなく、きれいに作られすぎているところも、ドラマの深みを奪っていたかもしれませんね。

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