2010年3月 3日

1989年という年

きわどいタイトルとアーティスティックなカバーでヒット連発の作品社さんですが、新刊で『1989 世界を変えた年』という本が出ました。タイトルからもわかるとおり、この数十年でもっとも重要な年と言ってもいい1989年を取り上げているわけですが、基本的にはやはり「東欧革命」のことを扱った本のようです。

となりますと、売れに売れた、あたしの勤務先の『東欧革命1989-ソ連帝国の崩壊』も併売して欲しいところです。あたしの勤務先のは、20周年に当たる2009年に刊行できましたが、作品社さんは遅れてしまったようですが、これが今後の売り上げにどう影響するのでしょうか?

ところで、この1989年は、日本では昭和天皇崩御、つまり昭和から平成へ、ですし、お隣・中国では第二次天安門事件がありました。個人的には、だから東欧革命だけにスポットライトを当てるのではなく、日本の昭和から平成へとか、中国の天安門事件をも視野に入れた「1989年」本ってのが出ないものかと期待しているのですが......

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