2010年3月13日

16人は恥ずかしい?

先日読み終わった光文社新書の『近頃の若者はなぜダメなのか』に書いてあったと記憶していますが、最近の若い人はミクシィのアカウントを教え合うのにためらいを感じるそうなのです。

何故か?

それはミクシィって、マイミクの数がアカウント名の後に表示されるのですが、それが少ない数だと「ああ、この人、これだけしか友達がいないんだ」と思われてしまうから、らしいのです。

えっ、マイミクって別に友達ってわけじゃないでしょ? 逢ったことない人だって相当数いるだろうし、そんなもので交友範囲の広さとか人柄を判断しちゃっていいの(?)という疑問がわくのは、あたしがもう若くはないからなのでしょうか?

そりゃ確かに、マイミクの数が数百という人はざらにいるみたいですし、数十という人はかなり大勢いるみたいです。それに比べると、あたしのマイミクは、いま確認したら16人でした。これは、いまの若者流に言えば、友達のいない人、寂しい孤独な人と思われるのに必要十分な数ではないでしょうか?

ただ、あたしからすれば、16人って結構多いなあ、と思っているんです。だって、そもそも自分の人生に友達なんて一人もいない人間なんですから、こんなあたしなんかとマイミクになってくれた方が16人もいたなんて奇跡だと思ってます。

16って、ほとんどあたしが書く年賀状の枚数と同じなのが笑っちゃいます。年賀状の場合は、PCなんて使っていなさそうな大学時代の恩師などが過半を占めているので、ほとんどマイミクとダブっていませんから、あたしの交友範囲は30人ってところでしょうか?

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