2010年2月18日

電子POP?

電子書籍が話題の昨今、とうとうこんなものが出るようです。

グリーンハウス、店頭での販促に最適な高解像度7型「電子 POP」を発売

書店でも使い道はあるでしょうか? メーカーサイトの写真を見ると、どうも書店などのPOPをイメージしているわけではなさそうです。そりゃそうか。

でも、ちょっとしたフェア棚で、本を6点くらい面陳にして、この電子POPを置いて、6点それぞれのPOPを順繰りに表示できたらどうでしょう? 物珍しさも手伝って、意外と多くの人が見入ってしまうのではないでしょうか?

動画も音楽も流せるみたいですから、たとえば語学書の付属DVDから、ほんの一部を映して見せる、そんな使い方もできそうです。もちろん書店員さんや担当編集者、あるいは著者みずからのビデオメッセージ的なものを流すのも面白いかもしれないです。

そういえば、トーハンは書店の店頭にモニターを置いて、そこに書籍の情報を流すサービスをやってますね。もちろんトーハン系の書店だけですけど。あとは紀伊國屋書店は独自の映像情報サービスを店頭でやってたような......。まあ、そういったものの小型版という感じかもしれません。

今のところ、メモリーカードには対応しているみたいですが、外部からの通信には未対応のようです、この電子POP。通信機能が備われば、出版社からPOPデータを送信して、それを受信して画面に流せるようになったら、便利かもしれません。

あっ、でもそんなことしたら、要らないPOPデータまで送られてきて、書店にとっては迷惑ですね。メーカーサイトに載っている写真のように、スーパーとかなら本部がデータを作ってチェーン店に一斉配信、なんて機能があれば便利かもしれませんけど。



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