2010年2月15日

逆チョコはアリか?

逆チョコという言葉があります。バレンタインデーに男性が女性にチョコを送ることを指して言うそうです。この一、二年で生まれた言葉ではないでしょうか?

ただ、こういう言葉にせよ現象にせよ、「女だけがチョコを送る側で、男が一方的にチョコをもらうなんて許せない、差別だ!」という立場から起こったものではないようです。

むしろ、ロッテや明治と行ったチョコレートメイカーの陰謀ではないでしょうか? なぜなら、この数年、かつて流行った「義理チョコ」はすっかり市民権を失い、なおかつ今年はバレンタインデーが日曜日ということもあって、その需要はますます減ること間違いなしですから、何か対策を講じなければ、という文脈でお菓子メーカーが思いついたものではないでしょうか?

そういう意味では、「友チョコ」も同じことだろうと思いますが、こちらは女子高生などにはしっかり根付いているようで、昨今の主流はむしろこっちみたいです。

ただ、考えてみますと、そもそもバレンタインデーにチョコを送ろう、というのは日本のあるチョコレートメーカーの考えた戦略だったらしいですから、何十年経っても企業の考えることは同じで、それに乗せられる消費者も進歩のないものです。

で、個人的には、あたしはチョコが好きなので、この時季に美味しいチョコやこの時季だからこそのチョコが出回るのはとてもうれしいです。女性客に混じってお店でチョコを買うのにはそれほど痛痒を感じませんので、あたしとしては嬉しい限りです。

ちなみに、あたしは比較的シンプルな甘いチョコが好きで、有名パティシエが作る手の込んだ、フルーツとかがいっぱいはいっているようなチョコって苦手です。それともっと苦手なのがお酒入りのチョコです。いわゆる「なんとかボンボン」といったたぐいのものです。高級チョコになればなるほど、そういう口に入れるとお酒がしみ出してくるようなチョコが多いので、それがどうも苦手なんです。


あ、話がずいぶんとずれてしまいましたが、逆チョコを送った場合、こんどはホワイトデーに女性が男性にお返しをするのでしょうか?

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